私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バッハの管弦楽組曲は、一般的には4曲あると理解されている。しかし、1950年、バッハの死後200年に刊行されたヴォルフガンク・シュミーダー編纂のバッハ作品目録(BWV)には、5曲目のト短調の作品(BWV 1070)が掲載されている。しかしそこには、「真作であることは確実には証明されていない」と記されている。この謎の作品は、あまり演奏されることが無く、録音もほとんど無い。2枚組のCDに、他の4曲と一緒に入っているので、話の種に一度聴いてみるのも良いのではないかと思い紹介する。 . . . 本文を読む

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