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私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



中世ヨーロッパの音楽は、教会で歌い継がれてきたグレゴリオ聖歌や吟遊詩人達の歌謡を除いては、ほとんど残っていない。楽器も実物が残っているのは極めて少ない。しかし、民衆の音楽など様々な音楽があったことは確実で、それを再現しようとする試みも行われている。今回紹介するCDもそのような試みの一つである。 . . . 本文を読む

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古い時代の音楽を再現しようとすると、その楽譜を解読する問題と同時に、当時の楽器を復元することが必要になる。しかし時代が古くなるに従って、現在まで残っている楽器は少なくなり、書物や図像資料も限られてくる。そうした難問を乗り越え、中世とルネサンスの楽器の音を再現したCDを、今回は紹介する。 . . . 本文を読む

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この「私的CD評」では、これまでにもルネサンスからバロックに至るイギリスの音楽のCDをいくつも紹介してきたが、今回のCDも、エリザベス朝のロンドンで流行していた曲をリュートやリラ、リコーダ、そしてこれらの楽器の合奏(コンソート)により演奏したものである。 . . . 本文を読む

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ローマ・カトリック教会の典礼における単旋律の聖歌は、9世紀から10世紀にかけて、いわゆる「グレゴリオ聖歌」となって、以降長年唱い継がれてきた。ルネサンス時代になると、この聖歌の旋律を基とした多声楽が生まれ、次第に複雑な曲となっていった。イタリア・ルネサンスの宗教音楽を代表するパレストリーナは、1545年に始まる「トレントの公会議」による多声的聖歌に対する批判に応える、より言葉が明瞭に理解出来る教会音楽を作曲した。今回はその代表的な「教皇マルチェルスのミサ」のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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中世、ルネサンス時代、そしてバロック初期の音楽は、当時の演奏を正確に示す形では残っていない場合が多い。それらを再現するには、同時代の記録や出版された作品、手稿などをもとに構築する必要がある。今回紹介するCDは、そのような試みの一つである。 . . . 本文を読む

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キリスト教プロテスタントの一派、ルター派の教会の礼拝では、創立当初から音楽を非常に重要視してきた。これは創始者のマルティン・ルターの意志が強く働いた結果で、以来多くの教会音楽家が輩出することになる。今回紹介するCDは、そのようなルター派教会音楽の黎明期の曲を集めたものである。 . . . 本文を読む

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いままでプレトリウスの「テルプシコーレ」やスサートの舞曲集のCDを紹介してきたが、イタリアで出版されたルネサンス舞曲集を今回は紹介する。 . . . 本文を読む

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前回デイヴィッド・マンロウ指揮の「ゴシック期の音楽」を紹介した際に述べたように、中世の音楽は、演奏者の解釈の幅が広い。そのため「正しい演奏解釈」というものは存在しないと言っても良い。今回紹介するCDは、選曲、演奏解釈が、前回とはかなり異なるものである。 . . . 本文を読む

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音楽は時代をさかのぼって行くと、実際にどのように演奏されたのかが次第に不明瞭になって行く。それは、景色が遠いものほどぼやけて、ついにはかすんで見えなくなってしまうのと似ている。文字や譜の形で音の高さを示すものが残っている時代になっても、テンポやリズムは分からなかった。その当時の音楽がどのように演奏されたかは、歌い、演奏されながら受け継がれてきたもので知るしかなかった。それがやっと楽譜として残るようになった時代が、中世の後期、ゴシック期と言われる12世紀中頃から15世紀中頃までの300年間の時期である。今回は、このゴシック期のフランスの音楽を紹介するCDを取りあげる。 . . . 本文を読む

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中世、ルネサンスの舞曲は、様々な曲集が残っているが、フランドル地方で最初の音楽出版事業を成功させたティールマン・スサートの舞曲集は、その中でも今日よく演奏されるものの一つである。ここで紹介するCDは、このスサートの曲集の作品のみを取り上げたものである。 . . . 本文を読む

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