おえちゃんの独り言

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紅葉の北アルプス涸沢トレッキング④ー涸沢ヒュッテ~上高地

2011年10月12日 15時46分28秒 | トレッキング・登山
10月5日(水)

紅葉の涸沢トレッキング 2日目です。

前夜は午後7:00過ぎに床に就いたもの、疲れと窮屈な布団では、ほとんど眠れませんでした。
明け方頭痛や腰痛がしたので、鎮痛剤を飲みました。
今日は、昨日と同じコースを下らなければならないのです。

4:30頃から、ヒュッテ周辺散策(涸沢小屋まで)を楽しむ予定だったが、体調が今一つよくないので、散策には参加せず、
ヒュッテで、のんびり過ごすことにしました。

     
              テラスとヒュッテの裏全景

     
             ヒュッテの屋根まで積み上げられた石嚢 

天気予報通り、曇り空で、今にも雨が降りそうです。気温も相当低いようです。
6:00すぎ、晴れていれば、朝日に輝く奥穂高岳のモルゲンロート(朝焼け)を見られるはずなのだが、残念ながら見られませんでした。
ヒュッテのテラスから、もう2度と訪れることのできない涸沢や、穂高連峰をこころゆくまで眺めていました。

     
             カールの大雪渓と穂高岳

     
     涸沢岳直下の涸沢小屋とカールに広がるカラフルなテント         

     
テラスの横のナナカマドは、紅葉が終わり、真っ赤な実だけが残っていましたが、涸沢カールの草紅葉は、まだ少し早いようです。

        
             葉を落とし真っ赤な実だけのナナカマド

奥穂高岳の頂上あたりは、徐々にガスがかかってきました。

     
             ガスに隠れた奥穂高岳

朝食後、7:20涸沢ヒュッテを出発。雨と防寒のために雨合羽を着用し下山を開始しました。
雨は時々降るものの強くはならず、周りの山々も、ガスがかかったり、晴れ間が出たりと、幻想的な
姿を見せてくれました。

     
             本谷橋までの登山道からの景色
     
小雨の中、涸沢を目指す沢山のグループにも遭いました。
その都度、狭い登山道の山側に身をくっ付けて立ち止まるので、小休憩もせずに一気に本谷橋まで下りました。
9:00丁度でしたが、昨日2時間を要して喘ぎながら登った登山道を、今日は1時間半で下りてきたことになります。

     
             揺れる吊り橋(本谷橋)

30分の休憩後、1時間で横尾に10:30到着。雨脚が強くなったので、トイレ休憩のみですぐに出発しました。
さらに林道を1時間、徳沢に11:40到着しました。
ここで、上高地14:40の集合時間を決め、自由行動となりました。

私たちは徳沢園の手作りカレーや、カレーうどんで昼食をとりました。
昨日今日と甘い行動食ばかり食べていたので、カレーの辛さがとってもおいしく感じました。
徳沢園の前のキャンプ場にマユミが、沢山のピンク色の実をつけていました。

      

                       
               ピンクの実がかわいいマユミの木

12:30分徳沢を出発、まずは明神池まで50分、さらに河童橋まで40分、14:00に到着しました。

途中、上高地ビジターセンターに寄り、小さなリスのマスコットを買ってきました。

            
                  リスのマスコット

雨は本格的に降り出したので、予定より少し早く14:30上高地でバスに乗り、平湯温泉へ。
老舗「岡田旅館」で入浴し、2日間の疲れを癒した後、富山への帰路につきました。

富山新富バスセンター、富山駅北口、を経て高岡駅南口20:00到着。
夕食は通り道の「柿の匠」で済ませ、21:00無事帰宅しました。






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2 コメント

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Unknown ()
2011-10-13 01:07:05
よく頑張りましたね。
ヒュッテの石嚢が、見事ですね。
それだけ、自然の猛威が大変だという事。
夏には、分かりませんが・・・
済んだ空気が伝わってくるようです。
すっかり晩秋の装いですね。
無事下山、おめでとう。
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Unknown (ヒマ子)
2011-10-13 13:13:36
姫様
ありがとうございます。
ガイドさんから、「長い行程を歩いた自分をほめてください」と言われたほどでしたから、結構きついツアーだったのです。
石嚢という言葉があるかどうかわかりませんでしたが、土なら土嚢なので、いいかな?と思って・・。
冬はすっかり雪に埋もれ、雪崩で流されたり、
壊れないよう石で周りを埋めてありました。

心ゆくまで穂高を眺め、自然の雄大さを満喫できて、本当に幸せでした。
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