百人にも千人にも万人にも、「わたしはあなたが好きだ」を言いたい。誰にだっていいから、そう言いたい。声に出して言わなくたっていい、片思いだけでもいい。人が好きになればこの世は楽しくなる。明るくなる。耀いて来る。
嫌いになればこの世は暗くなる。寂しく悲しくなる。キライは拒否である。好きは肯定である。讃美である。祝福である。他者を祝福することが即自己の祝福に直結している。
同じアホなら踊らにゃソンソン。阿波踊りではそう言う。この世を生きて、この世の否定と拒否に費やしたくはない。浮かれ踊っていたい。人を肯定して見ていたい。この世を讃美していたい。
といっても、この醜い鬼お爺さんに、そう言われたら、相手はたちまちげんなりしてしまうだろうな。逃げ去って行くだろうな、あっという間に。分かる。
仕方がない。お爺さん鬼は、澄み渡る秋の大空を見上げながら、天上のエンジェルの不特定多数を影絵に描いて、ひとりでにんまりしているしかない。そのにんまりがまたイヤだと言われそうだけど。
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