5時起床。野良仕事着に着替えて、5時半過ぎに外に出た。一輪車に必要な農作業用道具を載せて、お墓に向かった。家内と一緒に我が家のご先祖様のお墓の周囲を掃除した。草取りをしてきれいになった。掃除が済んで、墓前に蝋燭を灯し線香を焚いて、読経をした。
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いのちの旅は続いている。切断されてはいない。だから我が弟君、母、父、ご先祖の皆皆さまが、ここにいてずっと立ち止まっておられるはずはない。前進前進をしておられるので、お墓は形骸化しているところで、後に残った遺族がご先祖様を偲んで思い出すだけの場所に過ぎない。わたしはそう思っている。
いのちの旅の主体者は、仏教では、即刻人間界を離れ、往生浄土成仏を果たしている、と教えている。それが揺らぐことはないはずである。
いのちの旅の主体者は、約束された成長と発展を、約束通り、遂げていくのだ。後ろなんか振り向いてはいない。前へ、前へ、前へと進んで行く。われわれは永遠のいのちの旅をしている永遠の旅人なのだ。
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