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みすず刈る南信濃の湯の原は 伊藤左千夫の歌を取り上げる ラスト

2018年04月05日 19時34分44秒 | Weblog

「ミスズ」は篠竹(しのたけ)の一種。山地の斜面に生える。山毛欅の林あたりに群生する。高さ1~3m。7月頃稀に茎の頂きに花の穂をつける。「すず」とも「みすず」とも。南信濃の高山地帯にはこのミスズが群生しているのかも知れない。

伊藤左千夫(1864~1913)は歌人。千葉県の生まれ。1900年(明治33年)、正岡子規の門に入る。子規没後、「馬酔木」「アララギ」などを発刊した。写生主義を強調した。歌風は万葉調。

みすず刈る南信濃の湯の原は野辺の小路に韮の花咲く

写実主義とは写生画の歌ということだろうか。たしかに写生画はものを言わないが、それでしっかり感動をもらうことができる。

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