1
楽しい。わたしが楽しんでいい量を、楽しむ。それ以上はしない。できないものは、しない。
2
楽しんでいい量で十分であるから、それ以上はしない。しないでもいいので、楽(らく)である。
3
楽しんでも楽しんでも楽しみ尽くすということはない。楽しみはこんこんと溢れ出る泉になっている。
4
四月の春。与えられる春の光。光が大地に届く。これでわたしの十方世界が、輝き渡る。それを眺めている。うっとりしている。
5
もっと欲しいがない。もっと欲しいがないと、それだけ楽になる。気楽になる。気楽になると、こころの領域が拡大する。
6
労せずして、心の中が清浄十方世界になる。他愛ないものだ。外に討って出なくても済むことになる。
7
与えられているもので十分である。十分に楽しめる。楽しめるものを楽しむ。楽しみ尽くせない。
8
今日は畑に出る。茄子を植える。トマトを植える。胡瓜を植える。今日わたしが働けることがある。それを楽しむ。
9
老いた。すっかり老いた。体力も気力も衰えた。その分、暴挙に出ることがなくなった。楽になった。
10
だが、楽しみはある。春夏秋冬、自然界が提供してくれる楽しみが尽きない。これを受ける。手の平をお椀にして受ける。
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