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盂蘭盆会(お盆)について考える。その9

2020年08月16日 17時43分27秒 | Weblog

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木蓮尊者はお釈迦様に救いを求めた。お釈迦様は、あなたのお母さんはあなたが自慢であなただけが可愛くて、集まってくる他の子供たち、出来損ないの子供たちを愛することができなかった。おいしいものを我が子だけに隠して与えているその生前のお母さんをお見せになった。溺愛は愛情のむさぼり、つまり慳貪の罪に当たる。その罰を受けて償っておられるのだとお話になった。(このあたりは僕の脚色が濃いめだから、8掛けくらいに受け取って下さいね)

では解決策はないのか。あるのだ。それがお盆だ。お盆の行事だ。お釈迦様は雨安居を追えた修行者たちに、お母さんに代わって布施をしなさい。慈悲の行を実行しなさい。そう教えられた。托鉢する者に食べ物を与えなさいと教えられた。この功徳を積めば死者に廻向ができる、供養ができるという方策を教えられた。お盆はだから布施の実践行をするときなのだ。修行僧たちにご馳走を振る舞って、その布施の行を死者たち、先祖たちに廻向(えこう=回し向ける)するのである。これで慳貪(愛情のむさぼり)を捨てる修行としたのである。(このあたりも8掛けで、差し引いてね)

 

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