小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内にある全ての街区公園に出かけようと始めた公園巡りの133ヶ所目は南鴨宮にある南鴨宮富士見公園に出かけた。南鴨宮富士見公園は日頃から利用者が多く、公園巡りを始めた頃から撮影の機会をうかがっていたが、公園巡りの終盤でようやく無人の風景を撮影することが出来た。小田原市南鴨宮の南鴨宮富士見公園は富士見小学校の南側に所在している。公園入口の銘板裏には昭和60年10月竣工と刻まれたプレートがある。南鴨宮周辺は昭和50年代に土地区画整理事業により宅地や小学校などが整備されたので、この南鴨宮富士見公園も事業の一環で整備された公園のようだ。それ以前は養魚場だったと近在の方に聞いたことがある。南鴨宮富士見小学校の敷地面積は約6811平方メートルで市内にある街区公園の中では2番目の大きさ。敷地は長方形で東側が芝の広場で西側に遊具類が配置されている。また公園中央部分は塚のように盛り上がっていて少し起伏がある。遊具類は3種類と少ないがどれもサイズの大きな遊具が設置されている。左側のロープを張り巡らした遊具はロープジャングルジム。公園の敷地の広さを活かした遊具がアスレチック遊具のターザンロープ。小田原市内の街区公園の中ではここだけに設置されている。都市公園の上府中公園や国府津小学校などにも同様の遊具が設置されているが市内には数少ない。公園内に設置されているもので目を引くのがコンクリート造りのがっしりとした東屋。公園の広さと比例して東屋としてはかなりの大きさ。中に10人ほど座れるコンクリート製の椅子とテーブルが据え付けてある。公園内の設備も一通り揃っていて水場トイレ完備。遊具から少し離れた場所に砂場があり、また公園西側の園路沿いには自治会の防災倉庫が並んでいる。敷地が広いので市や自治会関連のイベント会場としても利用されている。南鴨宮富士見公園は公園は広々としていて木々が多くて開放的な雰囲気の公園。設備類も充実していて市内にある街区公園の中では総合的にかなり上位に位置しているのではと個人的には感じている。
【公園データ】
・所在地:小田原市南鴨宮三丁目24
・敷地面積:6811.01平方メートル
・遊具:コンビネーション型すべり台・ターザンロープ・ロープジャングルジム
・ベンチ:×1
・水場:有
・トイレ:有

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