小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



国道255号の飯泉橋は車でも自転車でもよく通る場所である。車で通るときには大抵、取水堰方面の風景を横目に通過する。自転車の時には、歩道部分から橋の下を覗いたりしている。飯泉橋を車で通行するときになかなか見えない場所が狩川と酒匂川の合流部分である。水量や年毎に異なるが、狩川と酒匂川の合流部分は飯泉橋の真下付近で、二つの川の間は堆積した土砂で堤防のようになっている。かねてから二つの川の間を通り、合流部分へ行きたいと思っていた。しかし、この場所は水鳥が多く生息しており、バードウォッチャー関係のブログでも紹介されていたので足を踏み入れるのを遠慮していた。ところが、昨年9月の濁流で水辺の草がなぎ倒され、また、最近河川工事の一貫で潅木の伐採作業も行われていた。橋の上から見ると水鳥の姿もなく、河川工事も休工中だったので行ってみることにした。小田原ドライビングスクールの前を通り、酒匂川右岸の土手に上がる。堤防工事が終わったばかりの土手を下流方向へ進む。しばらく進むと道幅が狭くなり酒匂川と用水路の分流堤に到着。この先で写真右側の用水路と狩川が合流し、さらに下流で狩川が酒匂川と合流する。分流堤をしばらく進むと河川工事により木が伐採されていた。クルミの木だろうか、だいぶ太い。分流堤の上や斜面は凹凸のあるコンクリートで固められている。また、狩川側の土手下を利用した家庭菜園もいくつかあり、警告の看板が設置されていた。分流堤の先は自然の土砂が堆積して2つの川を隔てている。なぎ倒された草と流れ着いたゴミで歩きづらい。なぎ倒された草の上を進むと砂地の場所へ出る。最初の1歩を勢い良く着いたら、くるぶしくらいまで沈み込んだ。沈み込まない場所を慎重に選びさらに進む。狩川と酒匂川の合流部分の先端から飯泉橋の飯泉方向を撮影。こちらは扇町方向を撮影。下から見上げる飯泉橋もなかなか良い。しばらく飯泉橋を眺めてから、来た道を引き返した。いい歳になっても、こんなことばかり繰り返している。

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