今回、ソニーのXA1200ES、CDP-XA5ES、CDP-555ESJを比較試聴する機会が出来ましたので感想を書きます。
CDプレイヤーは1980年代にCDP-553ESを初購入しました。オーディオ・コンデンサーに双信の銀・マイカSEタイプを使用するなど音にこだわったもので高域・低域とも力強くクッキリした音がしていました。これは残念ながら数年前動作不良となってしまいました。
【CDP-553ES】
後継機は、CDP-XA55ESを使用して来ました。このプレイヤーは、CDP-553ESと比べると少し音は柔らかく感じますがしっかりした音で満足して使用しています。
今回は、このシリーズの最初の機種CDP-XA5ESを中心にして前・後の世代を比べました。
【CDP-XA5ES】
新しいSACDも使えるXA1200ESともう少し古いCDP-555ESJの3台を比較しました。
【XA1200ES】
XA1200ESの中身を見るとかってのCD専用機との差に愕然としますね。これで定価9万、販売価格は7万強ですから。
【CDP-555ESJ】
使用した音源はLPをデジタル化したCDニーナ・シモンの「リトル・ガール・ブルー」や「テディ・ウイルソ+北村英治」(菅野沖彦氏ミキサー)、比較的新しいCDウイントン・マルサリスの「 TRIBESライブ」など、そしてアンプは自作6550PP、スピーカーはJBL4331+2405です。
CDP-XA5ESは低域の音像がしっかりしていて音の全体の構築が安定しています。ドラムを踏み込んだ時の力感やベースの音がしっかり出ます。人の声のしなやかさもうまく出ます。この三機種の中で一番私の好みに合致しました。
新しいXA1200ESは、すこし音が薄く他と比較すると低域もおとなしく感じます。
CDP-555ESJは高域は派手で低域の力が微妙に薄くなっています。
ウーム・・・やはりCDP-XA5ES、CDP-XA50ES、CDP-XA55ESの根強い人気が続く理由が分かる気がします。・・・・メーカ修理が出来ないためメンテナンスが課題です。
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