飛騨の田舎の冬は寒くほぼ一日中暖房が必要です。子供の頃は、囲炉裏と炬燵でしたから自分の山の木やおじいさんが焼いた木炭を使用しているため一日中燃やしていても燃料費は必要ありませんでした。現代は石油とLPGですから結構なコストとなっています。今日は、このコストの問題でなく気に入っているストーブの話です。これまでいろいろなタイプのストーブを経験しましたが、この数年良いと思っているのが反射式とファン式を融合したものです。
この方式は赤外線をしっかり感ずることができます。一方ファンの風はフアーとしたもので熱風が噴き出すようなものでなく心地よい暖かさです。欠点は、価格が少しお高いのですが、今使用中のものは一度店頭に出て何かの理由で工場へ回収された後再販されたものでほぼ半額くらいで入手しました。
もうひとつのお気に入りストーブは、従来からあった反射式です、これは、災害や停電などに備えて昨年入手しました。このタイプは二段燃焼式で全く匂いを感じません。最も最近の石油は精製度が良くなりイオウ分も相当低くなっている効果もあると思います。このストーブは出力2.75kWで最高灯油消費は0.267ℓ/Hとなっています。前述したファン式は3.76kW出力で0.365ℓ/Hという仕様ですから3割くらい石油消費は少なくなっています。
このストーブは、少し離れると寒いのですが近くにあればほんわかした暖かで癒されます。パソコン作業や机上作業の時はこのストーブを常用しています。