退職してから、ふるさと研究会の応援をしていて地元の歴史などに興味がわき飛騨の代表的な歴史本を是非入手したいと思いましたが、古本入手も難しく、田舎で図書館に行くのも結構面倒で、何とかならないかと思っていましたが、数年前、国会図書館のデジタルライブラリーを検索すると飛騨地方の歴史を知るうえで貴重な「飛州志」(長谷川 忠崇1728年編纂)がアップされていてダウンロードできました。(以前このブログで紹介、現在「飛州志」写しもアップされています)
その後、江戸時代後期の飛騨を記した「斐太後風土記」(富田礼彦1873年編纂)は幸いにも近くの叔父が書籍を所蔵していて借りることができました。(この書籍も新たに国会図書館デジタルライブラリーにアップされています)
残る一冊、是非必要と思っていた「飛騨国中案内」(上村木曽衛門1746年編纂)が国会図書館デジタルライブラリーにアップされていて早速ダウロードできました。
これで江戸時代に編纂された主要な書物三冊が揃いました。この分野のデジタル技術の進捗は大歓迎です。
鹿の捕獲
当家の山畑に10年くらい前から数頭の鹿が居付き周辺の若い樹木と夜間に平地まで下り農作物を食い荒らす被害が続いています。
昨年狩猟免許を持つ友人に駆除を依頼しワナを掛けたのですが、鹿も賢いのか、なかなかワナにかからず昨年は捕獲できませんでした。しかし今朝、友人から鹿が獲れたと電話が入り現地へ行くと鹿の右後ろ足にワナがかかりワイヤーで繋がり仕留められていました。今日は積雪があり鹿も判断が狂ってワナにかかったのでしょうか。
ワナに掛かった鹿
友人は、この後、鹿にナンバーを示した写真を撮り下呂市へ書類提出し、鹿を処分するそうです。この場所は一定の期間は警戒してかからないといっていました。
知人からEva Cassidyという歌手のCD(名門ジャズクラブ「Blues Alley」での1996年1月ライブ録音)を借りて、よく分からないまま試聴し、驚きました。
よく知られたスタンダード曲を大胆に崩し、オーソドックスなゆったりしたよく伸びる声で歌い上げています。
ジャズ的ではないのですが印象に残る歌い方でした。
調べてみると、Eva Cassidyはアメリカの歌手で1996年に黒色腫(皮膚癌)で33歳で亡くなったとのこと。
亡くなった当時は地元ワシントンDC以外では無名でしたがEvaが亡くなった4年後、「虹の彼方に」がイギリスBBCラジオで紹介されたことをきっかけに大きな反響を呼び間もなく「Songbird (「虹の彼方に」収録アルバム)」がイギリスアルバムチャートのトップになとのこと。英国とアイルランドでのアルバムチャート入りをきっかけに、彼女の存在が認知され、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ノルウェイ、スイスなどにおいて人気を得て広くしられたそうです。
これからが楽しみな歌手だったのに残念です。 残したアルバムが数点あり、今回聴いたCD「Live At Blues Alley」は唯一のライヴ録音です。
他のCDも是非聴いてみたいと思い早速入手し試聴中です。
【Songbird】
【Wonderful world】
Youtubeでも試聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=N27BKOwKZog