南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

SAE-2600とアンプジラⅡA

2016-09-27 | オーディオ

35年来の念願かなって1981年製の名パワーアンプ SAE社 SAE-2600を廉価で入手できました。

【SAE-2600】

 100V→120Vトランス 試聴セット

【アンプジラⅡA】

   

ボンジョルノ氏の設計というSAE-2600とアンプジラⅡA(1977年頃の製品)をやっと比較できました。

中を見ると使用部品などアンプジラと同じか良く似たものが採用されています。

本機は120V用なので100V→120Vの昇圧トランスを使いました。

大切に使用されていたのか、部品の劣化や内部の汚れなど見られず程度の良いものです。

スピーカーはJBL4331+2405です。

使った音源は主に聞きなれているジャズ系を使いました。

他に都はるみ絶頂期の録音と思われる「夫婦坂」で声の艶・はりなどの表現を比較しました。

      

音量を大きくしたときのジャズ再生は、SAEがパワー(400W)に余裕があり、音の広がりをつくり楽器が眼前にせまる感じです。

低域の厚みやエネルギーは、SAEはしっかりしていて良いバランスです。またアンプジラもしっかりした低域と深い音の表現をします。

声の響き・はり・音像はやはりアンプジラが良い表現をします。SAEは声の音像が広がり少し大味な感じになります。

以上から全体として音の艶や響きはアンプジラが私の好みに合います。

いろんな分野の音楽を聴くならやはりアンプジラで、主にジャズ系をリアルな音量で鳴らしたいならSAEというところでしょうか。

SAE-2600の冷却ファンの音はアンプジラよりさらに大きく8畳の部屋でも耳障りになるため放熱に問題がなければもう少し回転を落としたいところです。

 

 

 

 


久しぶりの温泉

2016-09-18 | 自分のこと

昨晩は、かっての職場の同僚だった友人のご招待で下呂温泉小川屋の新築別館に宿泊しました。

久しぶりに大きな湯船や露天風呂に何度もつかり体をほぐし、飛騨牛など美味しいものを沢山いただき贅沢な時間を過ごしました。

小川屋の経営者が変わられたと聞いていましたが館内は昔訪れた時とそれほど大きな変化はありませんでした。

館内には地元下呂市竹原地区の洞奧一郎氏が人形製作・舞台セット・公演と一人で取り組んでおられた竹原文楽の「歌舞伎人形」も沢山展示されていて懐かしく拝見しました。子供の頃竹原文楽は、小学校行事で鑑賞したり地区の大きな民家での公演会などを観た記憶があります。昭和40年代には下呂町「合掌村」の常設館で定期公演されていました。その後洞奧さんは亡くなられましたが、後を継ぐ方は無くこうして人形だけが展示されているようです。

【竹原文楽人形】

【昭和40年代の竹原文楽常設館】

【40年代の舞台の様子】舞台裏では、たった一人で全部の人形を操っておられました。

 

 

食事のあとは、地元の中学時代の同級生おすすめのスナック「みさと」(ママのみさとさんは高山出身の歌手ですが耳を悪くし休業中)で下手なカラオケを歌ってきました。三連休でも店は我々二人だけの入りでした。温泉街も静かでさみしいですね。


親父の命日

2016-09-13 | 家族

明日、父親の命日です。
52年前の9月14日に49歳で父親は無くなりました。
父親が昭和13年頃中国へ工兵として駐留していたとき訪れたお寺(鶏鳴寺のようです)でいただいたという書の掛け軸が残っています。


不思議なことに今日それをふと思い出しました。漢詩は有名な「楓橋夜泊」です。全文は読み切れませんが和尚さんは「二空」となっています。年に一度くらいは出して飾れということでしょうか。
詩は昔習った記憶がありますが・・・

月落ち 烏 啼きて 霜 天に満つ

江楓(こうふう)漁火(ぎょか) 愁眠に対す

故蘇城外の寒山寺

夜半の鐘声(しょうせい)客船(かくせん)に到る