南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

ヴァン・ゲルダー追悼

2016-10-28 | 音楽

今日、行きつけの喫茶店で「ジャパン・ジャズ」誌を見ていたらこの8月に、ブルー・ノート・レコードで録音技師をしていた有名なルディ・ヴァン・ゲルダーが亡くなり、追悼記事が掲載されていました。1924年の生まれですから享年92歳です。

ジャズファンなら耳タコですが、ヴァン・ゲルダーはブルーノート・レコードの1950年代から60年代の名盤を録音した技術者です。

LPの再生音はジャズをそこに楽器があるように聴かせる素晴らしいものです。

数多くのLPが出ていますが、例えば、ジョン・コルトレーンの「BLUE TRAIN」やキャノンボール・アダレイとマイルス・デビスの入った「SOMETHN'ELSE」などの名盤があります。

 

私は、残念ながらオリジナル盤は所有していませんが、オリジナル盤にはLPに「RVG」というルディ・ヴァン・ゲルダーの頭文字が刻んであるそうです。

また、直接ヴァン・ゲルダーが録音していないレコードでも彼の技術管理下で製作されたレコードもあります。

例えばストック・ホルムで録音されたオーネット・コールマンの「GOLDEN CIRCL」があります。このLPは、会場の雰囲気が伝わるとともにゾックとするような生々しい音がします。

  

 

ヴァン・ゲルダーは、マスター・テープのCD化に際しオリジナルの音を維持するためデジタル化作業にも携わったとのことです。

私も、久しぶりにブルーノート盤を聴いてみたいと思います。


なんでも鑑定団

2016-10-21 | 音楽

先週、TVの「開運・なんでも鑑定団」を見ていて驚きました。

有元利夫のA4くらいのデッサンを、土屋直鑑定士が350万円としたのです。

有元利夫(1946-1985)は、38歳の若さで亡くなった画家で、東京芸大を5回も受験して入学したそうです。

イタリアへ留学し、フレンチェで宗教画などからの影響を受け、それが画風にもあらわれているようです。

一時期広告会社勤めをしながら制作をしていましたがその後創作に専念し、安井賞・特別賞を受賞しデビューしました。

デビューして約10年間の創作活動で終わってしまった分けです。

私が最初この人の絵に遭遇したのは、1980年半ばで有田正広の「バッハの音楽の捧げもの」CDジャケットの絵でした。

一度この絵を見ると顔の印象や姿が頭から消えることがありません。ネットの画像検索で見るとこのモチーフで何十枚も描かれていました。

有元利夫の絵を使ったバロックCDのシリーズは何枚か出されていますが、有元利夫もバロック音楽を好み自ら演奏したり作曲もしたようです。

いずれにしても、このCD遭遇後有元利夫が38歳の若さで亡くなったことも知らず、その絵の相場の高額なことに驚いた訳です。

もう少しこのシリーズのCDを聴いてみたくなりました。

 

 


昭和歌謡歌う会Ⅱ

2016-10-19 | ふるさと・行事

今夜は、以前一度紹介した月例の「昭和歌謡歌う会」がありました。

この会は、以前歌手のバック・バンドを組んでおられた、プロ・ギタリスト・中島ヨシハル氏が提案されこの公民館から始まったサークルですが、現在は岐阜県、愛知県の各地で歌う会が広がり中島氏も多忙になっているとのことでした。

私は、月一度参加するのがやっとで他へ広げるようなことはしていませんが、他の参加者が口コミで広げられ参加者が増えています。

最近TVを観ていたらヤマハが同じような歌う会を企画していると宣伝されていました。

カラオケなどとちょと趣を変えて皆で歌うことのニーズがあるようです。

 

この会に参加していて驚いていることは、中島氏のギター演奏です。二年以上演奏で歌っていますがミスタッチが全く無いことです。

プロの演奏家のすごさを知りました。寺内タカシ氏のもとで厳しい修業をされたものと思います。


乾電池の選択

2016-10-18 | 家電など

自然燃焼式の石油ストーブの着火ができなくなり修理したのですが完了するまで手こずりました。

ストーブは写真のようなトヨトミ製のものです。

ダイヤルを右に一杯回すと、燃焼芯の部分で高圧放電により着火する仕組みですが、放電しなくなり電池を検査すると4個の電池すべて1.5V以上の電圧を示し電池の消耗では無いと判断しました。

このことから放電着火用の部品が故障したと推定し、メーカーから部品を取り寄せました。

しかし新しい部品に取り換えてもやはり放電はしません。

いろいろ悩んだ結果、昔物理の実験で電池に内部抵抗がありそれを計測したことを思い出しました。

もしやと思い、中国製の乾電池を国内メーカーのものに変えたら、なんなく放電しました。部品交換は必要なかった分けです。

【放電】      【着火】

   

気が付けば簡単なことですが電池の性能を電圧だけで判断していたため、ここに至るまで時間がかかりました。

とにかく電流を多く流す機器の場合は、内部抵抗が大きいと通電時電圧降下が大きくなるため、内部抵抗の少ない良質な国産電池を使用した方が無難なようです。

 


白菜・大根無事生育しそうです

2016-10-11 | 自分のこと

長い雨天が終わりやっと明るい空が見え、気温も低くなりました。

雨天の間、野菜は大丈夫かと心配してきましたが、やはり玉ねぎの苗作りは上手くいきませんでした。

レタスは外の葉が腐り遅れていますが、これからなんとか成育すると思います。

白菜・大根は、生育条件がそろい急速に成長しています。
早朝畑へ出ると気持ちが穏やかになるような白菜の良い香りが漂います。

【白菜】


白菜写真:右列は「黄ごころ85」、左列は「オレンジ・クイン」です。葉の形に差があります。後者は少し縮れが多く小ぶりです。

【大根】

「YRくらま」を毎年栽培しています。柔らかく美味しいものです。

 これで順調に生育は進むと思います。