サブ用として真空管の5881PPアンプを自作し使用しています。この5881は真空管6L6GCと互換性があるので今回ヤフオクで6L6GCを入手し比較試聴してみました。
両者の規格データを比較するとプレート損失は前者26Wと後者30Wですから出力は6L6GCの方が大きくなっています。
球を並べて比較しました。左が使用していたイギリス・ユナイテッド・エレクトロン製5881、右が今回入手したMESA・6L6GCです。
やはり電極はMESA・6L6GCが長く差があります。電極面積はちょと比較できません。
両者の音の比較は以下の装置で行いました。
入力はソニーのCDプレーヤー・プリアンプは自作のSRPP-NF式・スピーカーはLE8Tを使用しました。
試聴の結果、6L6GCは低域の厚みが出てきました。
製作以来、低域が少し弱いのはNFの無いトランス結合に原因があるのかと考えていましたが球の交換でかなり改善できました。
またハイパワーにしたときの耐クリップ性も6L6GCが優れています。ただし中域・高域は両者差は感じませんでした。
当面6L6GCを使います。
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