少し早いですがジャガイモの種イモを入手しました。
先輩農家の話では、自家栽培で収穫したイモは病気が付くため使用しない方が無難ということで毎年購入します。
キタアカリ10kgと紅あかり5kgを入手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/09/bdb92f0bd8c00b2eafafaa81be99e661.jpg)
キタアカリはもう5年以上栽培してきました。おすすめの品種です。
中味は黄色で、ビタミンCが多く、味も万能で美味しく皆さんに評判が良いようです。
紅あかりは昨年少し植えてみました。中は真っ白ですが、外の皮はピンク色できれいです。もう一度植えて評価したいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/cc/d9b21b9973611c4a458413f1c15f4d8b.jpg)
でんぷんを男爵より数%多く含み、マッシュに適しているようです。もちろん普通に食べても美味しいです。
とらぬ狸の・・・とかで、20倍くらいにして収穫しようと意気込んで植えます。
昨年も書きましたが、開発経過などの情報の概要をメモしました。
キタアカリ
昭和50年(1975)に北海道農試でジャガイモシストセンチュウに抵抗性の調理用品種の育成を目標として、「男爵薯」を母、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性の「ツニカ(Tunika)」を父として交配し、昭和62年(1987)に命名登録された調理用品種です。
食味が良いことやビタミンCが多いことが徐々に知られるようになりました。北海道外では東北、関東、北陸などを中心に全国で栽培されています。
紅あかり
昭和59年(1984)に北海道農試において、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性の澱粉原料用品種の育成を目標に、「コナフブキ」と同じ交配組合せから選抜された、「北海61号」を母、早生・大粒でジャガイモシストセンチュウ抵抗性の「R392-50」を父として交配し、翌年より選抜を開始した中から選抜されたものです。いもの外観や内部品質がきめ細かく、コロッケ・サラダ等の調理品質としても良好です。食用品種としての実用性を検討した結果、平成6年(1994)に「ばれいしょ農林33号」として登録され、「ベニアカリ」と命名されました。