普段、主に使っているスピーカーは、JBL4331+2405ですが、別室にアルテック604-8G(ボックス620A)、JBL2120(ボックスは山水)、JBL LE8T(ボックスは山水)のフルレンジスピーカー3セットを置いています。
フルレンジは、やはり高域不足となりツイーターを付加しています。
【フルレンジ3セット】
手前のアンプはアルテック604-8Gに繋いだ自作6550PP
【現在の組み合わせ】スピーカー+ツイーター+アンプ
アルテック604-8G(103db) ⇒コーラルH-105+ アンプ:自作6550PP
JBL 2120(98db) ⇒ヤマハ JA-0506+ 〃 :自作6L6GCPP
JBL LE8T(89db) ⇒中国製TW-47 + 〃 :LoDiHMA-9500など
【JBL 2120に使っている三結・無帰還・6L6GCPP】
【この3セットの特徴です】
①ツイーターの音
フルレンジの音と付加するツイーターの音色に相性がありツイーターの音が浮いてしまう場合があり
選択時注意が必要です。特にJBL系にはヤマハ JA-0506の音色が良くマッチし、シンバルやビブラホンなど金属系の楽器の音の再現は大変優れています。
アルテックは、マルチセルラホーン式で高域も出ていますがやはり分解能が悪くツイーターの付加は効果が出ます。音はコーラルH-105が相性よいと感じました。
JBL LE8Tもヤマハ JA-0506が相性が良かったのですが手持ちが1セットでしたのでTW-47を採用しています。TW-47はチタン・ダイヤフラムでやや線が細い音です。
②アンプとの相性
アルテック604-8G、JBL 2120はトランジスターアンプより真空管のアンプの方が音に膨らみ、しなやかさが出て好みに合いました。LE8Tは低域の広がりや高域の分解能などトランジスターアンプが良く適合すると思います。
【到達点・評価】
アルテック604-8Gはホーンの付帯音のせいか中・高域に暴れや音の強い部分があり、なかなか改善できません。
JBL 2120は、自作無帰還6L6GCPPアンプの効果もあり音のリアルさ輪郭などの表現は3セットの中でトップです。弱点は低域の力不足です。
JBL LE8Tは、高域から低域の音のエネルギーバランスは3セットの中では優れています。
他の2セットに負けるのは音の切れ・スピードです。他の2セットに比べるとやはり音に薄膜がかかった感じがします。
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