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知人のCDデッキDCD-1650SRが再生不良のため読み取りピックアップの交換をしました。
当初かなり手ごわいかなと思ったのですが、経験者の方の紹介記事から習うことができて無事終わりました。
ピックアップ部分だけの交換はオシロスコープで調整が必要のようですがピックアップと動作系が組まれたユニットで、交換後即動作OKとなりました。
入手した光学ユニット(アマゾンで7K程度・納品まで2週間要)↓
作業に入る前にユニットの基盤に静電気防止のため二つの回路が2mm程度の半田で繋いであるため、半田鏝で取る必要があります。↓
CDデッキ↓
上ケースを外した状態↓
銅ケースを外すと、押さえ用のプラスチックカバーがあり、その下にユニットがあります。
ユニットの4か所のねじ(クッションゴム付き)を外して、信号・駆動用の導線を二か所外して新しいユニトに入れ替えます。↓
ユニットはスプリングで浮かしてあるのでスプリングを忘れないように取り付けます。
交換完了して動作確認OKでした。
一度、構造を知ってしまえば交換は30分程度でできそうです。
オーディオの趣味にのめりこんで約50数年もたちました。
40年前にアメリカのJBLのモニタースピーカー(4331+2405)を購入し、これまで大切に鳴らしてきました。
最近、耳も劣化し高音8000ヘルツ以上の聴力が低下し、そろそろオーディオも潮時かと思っていたのですが、昨年末、オークションサイトを見ていて魅力のある出品を見つけて、ついつい最後のあがきですが、中高音を受け持つスピーカーのドライバー(2420)を一回りでかいもの(2440)にしました。
従来品の二倍の口径(スロート径)のもので、2440ドライバーに木製のホーンがセットされています。
音のほうは素晴らしく良くなり、楽器の音がよりリアルになるとともに、音量を上げてもやかましさを感じにくいようになりました。
振動板(ダイヤフラム)が大きいだけ負担が少ないためなのでしょうか?
一応、この世界で最大のドライバーと言われているので、これでオーディオへの資金投入はおさめていけるようにしたいものです。
【追記】
この二年くらいは、パワーアンプ:GASアンプジラ+プリアンプ:DENON PRA-2000で鳴らしていたのですが、以前使っていた自作の6550PPとSRPP-CR/EQの球の組み合わせにしたところ音の広がりは少し狭くなりますが、声などは艶が出て良い感じです。少しこれで鳴らしてみたいと思います。
またまた、40年前のダイヤトーン・名スピーカーDS-251Ⅱをオークションで廉価入手(1,100+送料2,200)し、寝室用にしました。
本当に良い音がするスピーカーで60万台売れたそうですから、オークションにも多く出品されます。
オークションサイトでも廉価でもったいなく感じてついつい落札してしましまいます。
【落札したSP】見栄えは良くありません。
リメイク内容は、
①固くなったウーハーエッジにブレーキオイルを塗布し軟化処理
②色褪せしたコーン紙は墨汁で着色
③変色したネットは黒色スプレーで染色、見栄えも見違えるように良くなりました。
【仕上がり】
知人が、30年くらい前のSONY TA-F555ESⅡというアンプを入手したのですが、LPレコード再生の左チャンネルが鳴らないということで相談を受けました。
このアンプは、当時12万円くらいで発売されたのですが、しっかりした電源部や回路構成など、音の評価も良くてかなりの台数が市場に出ました。
私も、このアンプを所有し、たまに鳴らしていますが、抜けも良く力感もしっかりしていて、いろいろなジャンルの音楽をそつなく鳴らすアンプだと思っています。
実は、このアンプは、入力端子の先端部がプリント基板に直接半田付けされていて、RCA・オス端子を何度も抜き差しするうちにプリント基板の半田に亀裂が発生するトラブルの経験があり、この部分と想定し修理を引き受けました。
【内部を見ると強力な電源部を備えていることが分かります・・・重量約28kgで運搬も大変です】
開封すると推測どおり、左チャンネルの入力部(+)とアース(ー)は左右に亀裂がありました。
この部分を再半田し修理完了です。まあこの程度なら素人の私にも可能ということですね。
このアンプの詳細情報↓
https://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-f555esxii.html