南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

ベラフォンテLP

2017-07-31 | 音楽

ベラフォンテのカーネギーホール・コンサートのLPについて再度紹介したいと思います。

このLPは、私が本格的にステレオ再生を趣味にし始めた、昭和40年代はじめに入手したものです。当時、歌・録音とも評価の高いLPとして雑誌等に紹介されていました。

【第1集ジャケット】

【第2集ジャケット】

 このLPはオーディオ装置をグレードアップするたび、ベラフォンテの歌やライヴ録音の素晴らしさを痛感できるので大切に保管してきました。

先日、この音源がステレオサウンド社からSACDになって発売されていることを知り、やはり良い音源は何時までも廃らないということを再認識しました。

このLPは、カーネギーの晴れ舞台でエネルギッシュに歌うベラフォンテのヴォーカルをきちんと表現しながら、ステージと一体になりホール全体が盛り上がる様子がうまく録音されています。

実は、このLPは二枚箱入りでも販売されていたらしく、数年前オークションで入手することができました。

【二枚組LP】

発売は1966年となっていますから私が当初入手した時期と変わらないものと思います。ただ良かったことは、12頁にわたる解説書があり、歌詞・その訳とベラフォンテの話し・ジョーク・掛け声などすべて詳細に紹介されていました。

【解説書の一部】

  

 最近は、LPをデジタル化してCDに焼いて聴いています。SACDも入手したいと思いますがこの自作CDでも結構良い音がするので入手を迷います。

SAE-2600パワーアンプで聴くと低域の音像と広がりが良く出て舞台の雰囲気やベースや打楽器のリアルさが増しました。一番前の席で聴いている感じです。

 

 


岩屋ダムと岩蔭遺跡見学

2017-07-21 | 写真

19日・20日に名古屋から現役時代の友人が下呂温泉へ来てくれました。

一緒に宿泊し、翌日は、下呂市金山町・馬瀬川水系・水資源機構岩屋ダム(東仙狭・金山湖)の見学に行きました。

国道41号線・保井戸地区から郡上八幡方向へ抜ける、ささゆりトンネルを走り抜け馬瀬川沿いに少し北上するとダム湖と岩蔭遺跡があります。

【岩屋ダム(東仙狭・金山湖)】

ロックフイルダムは昭和51年に完成したようです。中部地方の飲料水・工業用水などの供給源になっています。

 

【岩蔭遺跡】

縄文人がこの巨石群の岩蔭に差し込む陽の光によって太陽暦を使っていたとのことです。

正確に理解するには専門家の説明が欲しいところです。


SANSUI・50インチTV

2017-07-13 | 家電など

二年前おふくろが10畳の居間にベットを置いて生活をしていたため大型の液晶TVが良いと思いSONY製KDL-50W800Bを約11万円で入手し設置しました。

【居間のSONY・TV】

 

今回、別棟のオーディオ室にもTVを置きたいと思い市場を調べると、SANSUI(株式会社ドウシャ)製が50インチ4.3万円(送料込・5年保証付き)で販売されていました。知名度もまだまだというメーカーでしたが5年保障ならと思い入手してみました。

【オーディオ室SANSUI・TV】

細かい仕上げやフレームの材質の差などはSONY製と比べ少し差がありますが映像や使い勝手は、ほとんど差がありません。

セッティングの標準映像ではSANSUIはややくすんだ色でしたが、ダイナミック条件で映像の調整をすればなんら見劣りがしない画面にできました。

使用頻度も多くない部屋ですから、この価格で入手できて助かっています。販売店の5年保障が付いていますが、福井県にある企業・㈱ドウシャが5年後も残ってくれることを望みます。


フルレンジ・スピーカー

2017-07-05 | オーディオ

普段、主に使っているスピーカーは、JBL4331+2405ですが、別室にアルテック604-8G(ボックス620A)、JBL2120(ボックスは山水)、JBL LE8T(ボックスは山水)のフルレンジスピーカー3セットを置いています。

フルレンジは、やはり高域不足となりツイーターを付加しています。

【フルレンジ3セット】

手前のアンプはアルテック604-8Gに繋いだ自作6550PP

 

【現在の組み合わせ】スピーカー+ツイーター+アンプ

 アルテック604-8G(103db) ⇒コーラルH-105+ アンプ:自作6550PP

 JBL 2120(98db)                  ⇒ヤマハ JA-0506+   〃  :自作6L6GCPP

 JBL LE8T(89db)          ⇒中国製TW-47    +   〃  :LoDiHMA-9500など

 

【JBL 2120に使っている三結・無帰還・6L6GCPP】

 

【この3セットの特徴です】

①ツイーターの音

 フルレンジの音と付加するツイーターの音色に相性がありツイーターの音が浮いてしまう場合があり

選択時注意が必要です。特にJBL系にはヤマハ JA-0506の音色が良くマッチし、シンバルやビブラホンなど金属系の楽器の音の再現は大変優れています。

 アルテックは、マルチセルラホーン式で高域も出ていますがやはり分解能が悪くツイーターの付加は効果が出ます。音はコーラルH-105が相性よいと感じました。

 JBL LE8Tもヤマハ JA-0506が相性が良かったのですが手持ちが1セットでしたのでTW-47を採用しています。TW-47はチタン・ダイヤフラムでやや線が細い音です。

②アンプとの相性

 アルテック604-8GJBL 2120はトランジスターアンプより真空管のアンプの方が音に膨らみ、しなやかさが出て好みに合いました。LE8Tは低域の広がりや高域の分解能などトランジスターアンプが良く適合すると思います。

【到達点・評価】

 アルテック604-8Gはホーンの付帯音のせいか中・高域に暴れや音の強い部分があり、なかなか改善できません。

 JBL 2120は、自作無帰還6L6GCPPアンプの効果もあり音のリアルさ輪郭などの表現は3セットの中でトップです。弱点は低域の力不足です。

 JBL LE8Tは、高域から低域の音のエネルギーバランスは3セットの中では優れています。

他の2セットに負けるのは音の切れ・スピードです。他の2セットに比べるとやはり音に薄膜がかかった感じがします。