ベラフォンテのカーネギーホール・コンサートのLPについて再度紹介したいと思います。
このLPは、私が本格的にステレオ再生を趣味にし始めた、昭和40年代はじめに入手したものです。当時、歌・録音とも評価の高いLPとして雑誌等に紹介されていました。
【第1集ジャケット】
【第2集ジャケット】
このLPはオーディオ装置をグレードアップするたび、ベラフォンテの歌やライヴ録音の素晴らしさを痛感できるので大切に保管してきました。
先日、この音源がステレオサウンド社からSACDになって発売されていることを知り、やはり良い音源は何時までも廃らないということを再認識しました。
このLPは、カーネギーの晴れ舞台でエネルギッシュに歌うベラフォンテのヴォーカルをきちんと表現しながら、ステージと一体になりホール全体が盛り上がる様子がうまく録音されています。
実は、このLPは二枚箱入りでも販売されていたらしく、数年前オークションで入手することができました。
【二枚組LP】
発売は1966年となっていますから私が当初入手した時期と変わらないものと思います。ただ良かったことは、12頁にわたる解説書があり、歌詞・その訳とベラフォンテの話し・ジョーク・掛け声などすべて詳細に紹介されていました。
【解説書の一部】
最近は、LPをデジタル化してCDに焼いて聴いています。SACDも入手したいと思いますがこの自作CDでも結構良い音がするので入手を迷います。
SAE-2600パワーアンプで聴くと低域の音像と広がりが良く出て舞台の雰囲気やベースや打楽器のリアルさが増しました。一番前の席で聴いている感じです。