高校の頃から食事をして数時間後に腹痛がすることが何度かありました。社会に出て間もなく、寮生活をしているとき深夜に腹痛が始まり耐えられない痛さで友人におぶってもらい病院へ行きました。診察の結果、胆石ということで入院し、数か月ゾンデという口から細いチューブをのみ込み、薬品で胆のうを収縮させ洗浄する治療を行いました。その後もたまに痛みは起こりましたが、高年齢になるにつれておさまっていました。しかし、人間ドックの医師は、胆管が太くなっているからガンの危険もあり胆のうは取ったほうが良いと指導され、腹腔鏡手術で無事胆のうを切除しました。術後医師から胆のうから出てきたものを渡されました。全部で手のひら一杯ほどのコーヒー豆みたいなものと砂状のものでした。
これが長い年月かかって胆のう一杯に詰まって来ていたのかと、感無量でした。痛かったはずです。
それからは、痛みを恐れず普通に生活できるようになりました。