南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

金子由香利の「再会」

2013-06-02 | 音楽

シャンソンは、ほとんど聴きませんが、金子由香利のLPだけはあります。

最初購入したLPは、1977年銀巴里ライヴでの録音「いつ帰って来るの」でした。このLPは1985年製作のビクターレコードです。

きっかけは、何かの雑誌記事で山口百恵が尊敬している歌手として紹介されていたことでした。

  

実は、この中で「再会」(訳詩:矢田部道一氏)を歌っていますが、この同じ再会は1981年のフイリップスレコードの「夜よさようなら」でも歌っていました。

  

ところがそれ以前の金子由香利のデヴューしたトリオレコードでは再会と同曲をLP「めぐりあい」で「めぐりあい」(訳詩:荒木とよひさ氏)として歌っています。LP「巴里に謳う」でも同じく「めぐりあい」として歌っていました。

  

  

要するに、フイリップスとビクターでは「再会」、トリオでは「めぐりあい」を歌っているというlことですが、レコード会社の関係なのか、矢田部氏訳の詩が良かったためかは不明です。


「再会」   

    訳詞:矢田部道一
  作曲:Emil Damitrov・Patricia Carli

あら!ボンジュール 久し振りね
その後 お変わりなくて
あれから どれくらいかしら
あなたは 元気そうね
私は 変わったでしょう?
あれから旅をしたわ
いろんな国を見て来たの
少しは 大人になったわ

私って おしゃべりね
引き止めて ごめんなさい
あんまり 懐かしくて声を掛けたのよ・・・

あの方 奥さんでしょう?
とても 素敵な人ね
私に少し 似ているわ
私をどう思うかしら
今の私達は 他人同士なのね
あなたは目には もう なにも
なんにも 残っていないわ

私って おしゃべりね
引き止めて ごめんなさい
あんまり 懐かしくてお話したかったの
今でも あなたを愛しているのよ・・・


 「めぐりあい」

  訳詩:荒木とよひさ

あれは過ぎた日のことね

だけど忘れてはいないわ

昔と変わらないあなた そしてこの町

二人暮らしていたことが

まるで嘘のようなことだけど

手にとるように いま・・・

こころかけめぐるの

あれからあてない旅に出たけど

想い出だけを支えに 生きていたの

今も憶えているかしら

町の小さなお店

季節が通り過ぎて 二人は他人同志

二度とやり直すことは

出来ぬ過去の夢だから

あなたにとって いま

幸せならばいいの

二人の道は またちがうけど

想い出つれて わたしは旅に出る

 

さあどちらがいいでしょうかね・・・・