Bonne journee!  良い一日を!

世界のパンと家庭料理の教室 N.U.CookingPartyを開いています。
好きな旅行や日々の事、徒然に・・・ 

夏!パリのマルシェ風ラタトゥイユ作り

2012年07月19日 00時07分55秒 | お料理

いつもたくさん作って常備するラタトゥイユ、作り方もその時々で変えています。

ナスもトマトもズッキーニも新鮮なものを使えるからやっぱり夏が一番。

パリのマルシェでお兄さんが作っていたように、野菜を1種類ずつ中央で炒めて出来たらフライパンの淵に動かし中央を空ける。

次の野菜を中央に入れて炒め、出来たらまた淵へ・・・を野菜の数だけ繰り返す。直径1メートル以上ある中華鍋のようなお鍋。

 

何度もお店の前を行きつ戻りつして、覗きこむ。お店のお兄さんにいぶかしがられながら(笑)

私のフライパンは、30センチ弱だからあまり綺麗に炒められないけれど、挑戦してみた。

野菜の旨味がすっきりとして、煮崩れも少なく出来上がった。パスタに、メインの付け合せに、パンにも挟んで・・・さあ食べよう。

 


MOF Didier Chouet 氏に焼き菓子を習う

2012年07月10日 00時31分52秒 | スウィーツ

フランスMOFのディディエ・シュエ氏は、ブルターニュ、レンヌにご自身のブーランジュリーとパティスリーお店を経営されている。

ブルターニュの美味しい塩とバターをたっぷり使った焼き菓子を教えて下さった。

まずは、クイニャマン(Kouign'amann)。折り込みバターに工夫が。ホイロは十分、焼き上げには細心の注意を。

焼き上がりはとってもジューシーで、今まで思っていたクイニャマンとはずいぶん違う。食べる温度は最重要。

  

ノワゼットとチョコを混ぜ込んだキャラメル オ ブール サレ(Caramel au beurre sale)。艶と口どけの良さに皆、感激!

ささっと追加したクレープ(Crêpe)は少し分厚めの焼き上がりで、しっとりとしたミルクの風味が優しい。シュクレを振って四つ折り。

シュエさんのお店ではこのように5枚一袋で販売されている。           フォワラ                買います   

    

ガトー ブルトンヌ(Gateau Breton) 今日はダマンド、レザン、ポンムをサンドする。生地作りと仕上げの艶・形を大切にじっくり焼く。工程ごとに丁寧な作業が続く。

  

ビスキュイ ド プラト(Biscuit de prato) はビスコッティを食べやすくした感じ。ホールアーモンドがたっぷり。生地作りと焼きでこんなに違う?

またまた追加のファーブルトンとクレームブリュレ、ヒヨコマメの粉で作ったチェチナ(Cecina)、材料の持ち味を熟慮した配合と工程、味わいに感激。

丁寧な指導と解りやすい説明、そして、熱のこもった講習の中で何度か「後、1時間位いいですか?」と言って数種類講習を追加して下さり、終了は真夜中となりました。

終了のご挨拶で、「暴走して、ゴメンネ」 おちゃめな笑顔に ブラボー     

    

用意して下さった、 「一汁一菜上野」の美しいケイタリング、味は勿論のこと、バランスよく 食べやすく 季節感たっぷりの盛り付けが見事です。

細部まで和の心配りが行き届いた素晴らしい御馳走でした。

  

やる気満々、楽しみ一杯の Bonne journée ! です。


バゲットBaguetteを食べる  パンペルデュ Pain perdu

2012年07月08日 00時39分04秒 | パンを焼く

子供の頃、パン嫌いの私は、給食のパンをいつも持ち帰っていた。

母はそれらでよくフレンチトーストを作ってくれた。これは大好物で、蜂蜜・ジャム・時には練乳をかけて沢山食べた。

いまでは、パンペルデュなどと言って、固くなったバゲットで作る。パンペルデュって、ダメになったパンという意味らしい。

3cm位の厚さに切ったバゲットを容器に並べ、たまごと牛乳を滑らかに合わせたアパレイユをパンの上から注ぐ。

以前は母流にアパレイユにも砂糖とヴァニラを入れていたが、ある先輩に教えて頂いて、今は入れていない。

  

しっかり中まで浸みこんだら、バターを落とした弱火のフライパンでゆっくりカリッと焼く。裏返して同様に。

簡単だけど短時間で作るとおいしくない。時間をかけるとすごく美味しくできる。

今日は、パタゴニアのローズヒップジャムと蜂蜜を添えて・・・  時には有塩バターで焼いてその塩気だけで食べるのも美味しいと思う。

バゲット1本があっという間 。。。

 

 


バゲットBaguetteを食べる ムイエットmouillette

2012年07月04日 22時40分25秒 | パンを焼く

大好きなパン屋さんでパンを焼かせて頂いた。バゲット(baguette)とバタール(bâtard)も沢山焼いた。

 帰りの電車で、見知らぬ人に「そんなに一杯買って、どうするの?」って聞かれ、しばしパン談義に花が咲いた。

勿論、出来立てを友人にお裾分けもいいけれど、加工してみるのも良い。最近のトレンドはラスクでしょ。

で、私はちょっとはずしてムイエット(mouillette)を作る。

バゲット(baguette)の長さを半分に切り、気泡を見る時の様に厚みを半分に削ぐ。後は太さ2~3㎝位の棒状に、必ず1片に皮の部分があるように切る。

今は梅雨だから、オーブンで空焼きし、水分を飛ばす。ダンボールに入れてしっかり風化させるのも良い方法。

今日は、オーブンから出したてを数本、オリーブオイルを刷毛で塗り、半分に美味しいお塩をパラパラ、半分にはシナモンシュガーをたっぷりつける。

朝食に、ティータイムに、ムイエットをたくさん作った日は、子供たちの「ただいま~」が待ち遠しいBonne journée! です。