Bonne journee!  良い一日を!

世界のパンと家庭料理の教室 N.U.CookingPartyを開いています。
好きな旅行や日々の事、徒然に・・・ 

和食リカレント 和菓子とあずき at 京都府立大学

2015年01月10日 21時58分16秒 | 世界遺産

和食リカレント、第3回目は、和菓子の魅力を株式会社 虎屋 虎屋文庫 の中山圭子 氏がお話下さいました。上菓子や上生菓子は元禄時代に京都で生まれたもので、茶道や美術の影響を受けながら 祝い、節句、厄払いなど、地域の生活や自然に根付いて和食と共に続いてきた 伝統的かつ歴史的な無形文化遺産、心の栄養だと考えられるとの事。

和菓子は、卵以外はすべて植物を原料に作られていること、原料のひとつ、米だけでも何種類もの加工品がある事など、とても興味深いお話でした。
特に、羊羹はもともと羊肉の汁物で、点心のひとつとして中国から伝わった物で、羊肉が禁じられた日本では、小豆などで作って膳に乗せられたのだとか。そう言えば、昔田舎の法事で、食事の配膳に羊羹が乗っていて、子供心に、なんでお菓子なのに惣菜の処にあるんだろう?と思った記憶があるなあ。
また、今日は羊の絵の羊羹をお土産に頂きました。ちなみに虎屋さんは羊年生まれ。


資料として下さった虎屋文庫の冊子は、和菓子の歴史がぎゅっと詰まっていて、とても楽しい。


また、松井元子 先生のあずきのお話は、とても具体的で実践にすぐ役立つものでした。豆の選び方や煮方が上手になったはず。
いつも大学に来ると、気持ちが若返る気がするのですが、

この稲盛記念館を見た瞬間、今の学生は幸せだなあと感じずにはいられませんでした。
キラキラ光りが差し込むこの広いテラスカフェ、前にはテニスコート。さすが京セラ会長の稲盛和夫氏の建物、素晴らしい人材が育つんだろうな。こうでなくっちゃね。
何はともあれ、今日も楽しく学べた Bonne journee!でした。白あずき、探そ(*^^*)

和食リカレント at 京都府立医大

2014年11月30日 15時30分59秒 | 世界遺産
和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、改めて日本の食の歴史を知り、今後を考える講座に参加した。

第1回目の昨日は、静岡文化芸術大学学長 熊倉功夫 氏 の「和食文化と京都」についてのお話。
登録された和食は、高級な日本料理や固有の料理ではない と、まず、嬉しい一言。
昔の食風景が描かれた絵画や写真から、和食の歴史を解り易く説明、家庭の ご飯、お汁、おかず、漬け物の4品が和食の基本と話された。家庭での食事形態や食材、料理が変化するにつれ、栄養バランスの崩壊に繋がっていくとも話された。
あっという間の2時間、教わる事、我が家に置き換えて考える事がいっぱいあった。また、来月が楽しみになった Bonne Journee!です。

御所の東側にある廬山寺にお参りしました。紫式部がここに住んでいたなんて…


初めてのスペイン アルハンブラ宮殿

2012年05月15日 16時25分56秒 | 世界遺産

今日はグラナダのアルハンブラ宮殿を訪ねます。移動手段はバスと列車の予定でしたが、ガイドつきのマイクロバスに変更。古いベンツです。

気温はどんどん上昇、11時には30℃越え。バスのクーラーが全然効かず、外に出るとほっとする。

まず、ダーロ川を挟んで西側、9世紀中世ムーア人統治時代の様式が残るアルバイシンから南東の丘陵に経つアルハンブラ宮殿を望む。

アルハンブラ・アルバイシン・ヘネラリフェを合わせてユネスコ世界遺産に登録されている。この暑さの中、アルハンブラの後方にそびえ、真っ白い雪をいただくシエラネバダ山脈の雄大かつシンプルに見える佇まいが何故か対照的に思えた。アルバイシンは白壁、細い路地、あちこちにオレンジの木が大きな実をつけている。時が止まったように静かな街です。

  

「赤い城塞アル・ハムラー」を意味する城塞都市アルハンブラは茶色く見える。

バスでアルハンブラへ向かう。大勢の観光客が入口で列を作っている。見学中も、チケットチェックが5回もあった。

中は、まさしくどこをとっても絵になる、素晴らしい建築様式で、柱や壁に繰り返される緻密な彫刻だけでもフーッとなってしまう。

 

 

 アラヤネスの生垣とビターオレンジの木(オレンジウォーターや精油を作るそうです。)がとてもよいコントラストを作っています。

  

今度はアルハンブラからアルバイシンの街を眺めます。どちらを向いても美しい!の一言。

 

3時間近いアルハンブラ見学、 気温は34℃、屋外でのランチもうだる暑さでみんな食傷気味。

やっと朝と同じベンツバスに乗り込んでしばらくして、皆、ぎょっとした。

暑いはず、クーラーはなくて送風だけ、おまけに窓ははめ殺し。

地獄の2時間だった。明日もこのバスだったらどうしよう


スコットランドは美味しかった 4

2011年05月22日 17時19分42秒 | 世界遺産

夜はグラスゴーのパブ、Chipy で夕食。

ワインを頼んだら、ハーフボトル分くらい入ったグラスが運ばれてきた。

フィッシュ&チップス、ブラックプディング、ハギス、春巻きなど、揚げ物ばかりドッカ~ン!

そして、ソースにスィートチリが多く使われているのが興味深かった。アツアツを皆で食べると美味しい!スウィートチリのお陰でさっぱり食べられて、ほんとにコレ、おいしいよ。

 

 

 


スコットランドは美味しかった 3 

2011年05月21日 16時05分08秒 | 世界遺産

スコットランドに行く前に、友人がくれた一言。

「食べ物に期待したらあかんで~ 

と聞いて、秘かに「きっと、絶対、美味しいもん、食べてやる」と闘志が湧いてきた。

到着日にホテルで頂いたスコーンと紅茶は絶品友人も初クロテッドクリームに感激

ホテルの夕食がこれまた素晴らしく、海に囲まれたスコットランドならではの美味しい魚と野菜。

ワインもデザートも大満足。

こちらはブリタニア号観光で頂いたランチ。

ローストビーフのハンバーガーと豆のスープ。胚芽パンの野菜サンドとコーヒー。

たっぷりガッツリB級グルメ。パン、おいし!

 

こちらでも国民食のような、キーマカレーと優しいチキンと野菜のカレー。Mr. and Mrs.Kからイケテル!とのコメント。

  

 

そして、恐怖のファッジ  残念ながらこれにトライする勇気はなかった。

エジンバラのLawnmarketにあるカフェのカジュアルアフタヌーンティーで食べたホームメイドのようなキャロットケーキとアップルタルト。ボリューム満点でしたが、優しいお味。そして何より紅茶が美味しいこと

歩き廻った後の、ほっと一息、疲れが取れるありがたいひと時でした。

 

 

 


スコットランド旅行 2 エジンバラへ

2011年05月18日 23時22分20秒 | 世界遺産

スコットランド2日目は、グラスゴーから鉄道で1時間の、世界遺産、エジンバラEDINBURGHへ

 

友人が「駅を降りたら、エジンバラ  」だと教えてくれたけど、

まったくその通り      

360度すべてエジンバラ。ハリーポッターみたいに、駅のホームからタイムスリップしたみたい。

そびえ立つSCOT MONUMENT、目の前に広がるPrinces street dardenのグリーンの絨毯。

黒くて重い歴史を見せつけるような建造物のパノラマ。

怖さを感じるほど重厚な建造物がひしめくように、天を突き刺すように、厳しく重なり合って見えます。

エジンバラ城前では、8月に開催されるミリタリータトゥーの準備が、もう始まっていました。

 

聖ジャイルズ教会cathedral、現役の裁判所Court house、どの建物も由緒ある歴史的建造物ばかり。建物の色が何とも言えない。

  

スコットランドの歴史を物語っているのでしょうか。「お化けが出ますよ」と書かれた看板のパブもありました。

 

 

もう一つ、 Royal Yacht Britannia 王室ヨット、ブリタニア号の船室に使われているファブリックの素晴らしさに着目

重厚なだけではなく、居心地のよさそうな美しいファブリックが使われている。

窓からの光が一層優しさを増している明るいリビングルーム

何人入れるんだろうと思うような広い、清潔なダイニングルーム。

エリザベス女王の寝室

甲板から入ってすぐのところに置かれたソファも優しい色使い。

そして、ロールスロイスも甲板横に格納されていた。

お土産コーナーには、ロイヤルウェディング記念のマグカップセットが飾られている。

とてもシックで美しいデザイン。

たくさんの観光客がブリタニア号見学に訪れていた。

 


スコットランド旅行 1.

2011年05月17日 16時46分40秒 | 世界遺産

はじめてのスコットランドへ出かけました。

今回の旅はエミレーツ航空で関空  ドバイ  グラスゴー。 トータル21時間の空の旅。長~~い 

ドバイで3時間のトランジット。免税店のはずれには緑のオアシスが。

タータンツーリストのJerryが空港までお迎えに来てくれました。

実は、JERRYさんは私の英会話の先生、昨年10月にスコットランドに戻られたので、久しぶりの再会です。

私たちが帰国の途に就くまで、Jerry先生にはお世話になりっぱなし。

Sherbrooke Castle Hotel  でお世話になりました。

緑豊かな高級住宅街に立つ、オーベルジュ風の心地よいホテル。お部屋も窓からの景色も素晴らしい。

 

 

早速、アフタヌーンティーで一休み。スコーンとクロテッドクリームの美味しいこと。紅茶も絶品 疲れが吹っ飛びました。

  

2時間ほど郊外をお散歩、古着のリサイクルポストを見つけました。

こちらは古い教会のリサイクル、お願いして中を拝見。 な、なんと中はクライミングレッスン場に   

  

 初めてのディナーはホテルで。メインとデザートで軽めにいただきました。

オーガニックサーモン カルダモンとヴァニラソースで ポテトのタンバル ミント風味 アスパラ添え

  

鱸のパセリ レモンバターソース ハーブポテトとファインビーンスを添えて

ポークロースのミラネーゼ フレッシュタリアテッレのトマトソースを添えて

ベルギー産チョコレートのトルテ コーヒーとアマレット風味 クレームシャンテ添え

クレームブリュレ 自家製ショートブレッドとラズヴェリーのコンポートを添えて

イギリス、特にスコットランドの食事に期待してはいけないと釘を刺されて参りましたが、

スコットランド第1日目、飲めないはずのワインが進んだ 美味しい&幸せな BONNE JOURNEE でした。

明日からが楽しみです。おやすみなさい。


桜満開 嵐山へ

2010年04月04日 00時33分49秒 | 世界遺産
4月4日日曜日、京都嵐山で年1度の仲良し同窓会。
昨日までの桜いじめの悪天候にやっと歯止めがかかり、見事なお花見日和になりました。嵐山の駅から渡月橋まで、満開の桜を見ながら、歩きます。
 

今日お世話になった日本料亭は、JR嵐山駅のすぐ近く。静かな佇まい。



食後はのんびり歩いて天龍寺へ 世界遺産のお庭を拝見。



静かに見えるけど・・・







ワーッ!!枝垂桜、まんか~~い!!

 

山ツツジ、ボケの花、山吹。みんなとっても美しい

   

こんないい日に出かけられたことに感謝します。今年は皆良い1年になりそうよ。



アルザスへ

2009年01月29日 22時25分33秒 | 世界遺産
今回の旅は 2009.1.23  フランス、リヨン  から始まり、 1.27. パリ 1/29. ストラスブール・アルザス 1/31パリ 関空 2009.2.2.の10日間の旅でした。

西川シェフ応援ツアーのメンバーとお別れし、kさんと東駅へ
今日はストなので、覚悟して出かけましたが、メトロもTGVも予定通り運行していて、東駅もとっても静か。
私はフランスの古い駅が大好きです。これから始まる新しい旅、知らない世界へアナログで連れてってくれる乗り物。飛行機に乗る時とは全く違う気分。鉄道の駅は特別。今日もドキドキ、ワクワク、どんな景色?どんな家並み?どんな生活や建物が私たちを迎えてくれるのかしら??そこに住んでいる人達との出会いに期待が大きく膨らみます。
 

前回はバスで来て、ユネスコの巨大ビルや、オフィス街、住宅街の方から訪れたから、大都会ストラスブールの印象が強かった。ストラスブールの駅は初めて。すぐ旧市街に入り、広場を通って大聖堂に出た。クリスマスシーズンはごった返していた大聖堂の周りは人影もまばらで、何よりあんなにあったお土産屋さんがナイ!!無いのだ。

  

  

プティフランスもこの通り、ほとんどのお店は春まで店じまい。
kさんは予定していたお店でクグロフが買えず、がっかり。
大聖堂近くのNaegel(ネゲル)でタルトフランベとキッシュのランチを取りました。
キッシュはアパレイユが茶碗蒸しのような優しいお味、タルトフランベはさくっとしていて、ベーコンが美味しい。

 

近くのChristian(クリスティアン)で一押しのクグロフとチーズケーキ、ボンボンショコラを買って、Ⅰちゃんへのお土産に。クヌーデルもいろいろ可愛く並んでいます。
 


私の興味はこちらにもあり。このド人と蛙のお菓子、どんなシーンで登場するんだろう?食べてみたいなあ・・・ 大好物のアップルシュツルーデル。なんて魅力的なんでしょう  
  

フランス地方菓子紀行のワクワクした記事が今、現実に







食の都 リヨンへ

2009年01月24日 11時55分20秒 | 世界遺産
1月23日朝、 伊丹  成田  シャルルドゴール  夜サン=テグジュペリ国際空港に到着。 は、パールデュー駅(Part-Dieu)すぐの、クレディ・リヨネタワー 食べてないけど、駅付近、夜は特に危ないので、

リヨンの旧市街、歴史地区は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ローヌ川を越え、ベルクール広場 (La place Bellecour)へ。大きな観覧車がありました。ソーヌ川を越えると旧市街地。ブション、ビストロが軒を連ねています。立派な市庁舎(夜はライトアップされてとても美しい)。
フルヴィエールの丘に登りましたが、あいにくの空模様で、美しい旧市街を眺めることは叶いませんでした。フルヴィエール大聖堂がリヨンを見守っているようです。
 

丘を下り、旧市街地へ。ゆったりと流れるソーヌ川。その両側に静かに立ち並ぶ、古い町並み。

 

     
 

クロワ・ルース(Croix-Rousse)地区に入り、恐々トラブール(Traboule)の扉を開ける。路地の向こう側に出た時、助かった思い。でもここは何処 迷路だし扉がついているし、住民でないと立ち入ることは絶対無理あ=怖かった

お昼は、ブション(Bouchon)で。オニオングラタン・ブーダンノワール・

  

パンがのっかてるコレは何だったかしら?
プラリネ・ルージュたっぷりのブリオッシュ これ、甘くて、こってりでちょっと怖いけど、リヨンのシンボルカラー 店中プラリネルージュ色のパン屋さんがあるくらい