先日神戸元町のジェロボアムに立ち寄り、私と夫の好みを安藤さんにお伝えしました。
数日後、安藤さんから「おもしろい、そして美味しい6本が揃いました」のメッセージ付きで、手ごろで美味しいワインが赤白3本ずつ届きました。
大酒飲みの夫とアルコールアレルギーのような私が共に美味しく飲んで食べてできたらいいなあ。
まず、夫が開けたのは、ラ.グラナシャ 2009 赤のフルボディ AOC 古木グルナッシュ種
コートデュローヌ ヴィラージュ エステザルグ協同組合 なんて、いい感じ。
赤というより黒い。濃い。葡萄の皮の味とアメリカンチェリーの味がして、ちょっとぴりっとスパイシー
フルボディでも、私の苦手な渋さがなくて、とっても飲みやすい。これは美味しいわ
そして、また赤。 マス・クートルー・セット・リュー ラングドック地方のテーブルワィン シラー種
エチケットがとってもおしゃれ。 ジャン・フランソワ・クートルーさんが作った南仏のワイン。
これは、まず渋い! 舌がしびれる感じで、私には無理 夫は意気揚々と飲み続けている。
仕方がないのでグラスに注いだ分だけ飲んじゃおうと、お肉やサラダを食べながらチョビチョビ飲んでいると、何だかさっき感じたしびれが無くなり、チェリーの味と微妙に甘みも感じて、ぐっと飲みやすくなってきた。舌が麻痺してなじんだのか、空気に触れて変化したのかはわからないけど、とっても美味しい。やはり、フルーツの香りや味わいがすると飲めるのかなあ。
3本目は、ラロ・スプマンテ アロマティコ 白の発泡性 北海道の曽我貴彦さん作
食用ナイアガラ種を瓶内発酵
栓を抜いたら素晴らしい香りと一緒に、泡が噴出してきて、一杯こぼれてしまった
それにしても、甘~い、なんて良い葡萄の香りなんでしょう。
なのに、色も濁ってきて・・・ ワインは全く甘くなくて不思議な飲み物のようで・・・。炭酸水?
みごと、期待は裏切られ・・・ そうか、酵母が葡萄の糖を食べつくしてしまったんだわ。とかってに理屈をつけた。
へ~~~! こんなワインもあるのか~~ と、かなり嬉しくなっちゃいました。夫にはウケなかったようです。
エチケットが可愛い。これは、ひえひえでないといけません。
白ワイン 香り甲州 大泉葡萄酒 辛口 山梨県甲州市勝沼町 地元仕様のワイン これが好きなのよね
こちらは色が薄い。少し濁っている。甘みがなく、すきっとした味わい。ちょっと苦手かも。
魚介のパスタ、チーズにとっても良く合う。鶏肉や豚肉にもピッタリでしょう。
夫はドンピシャのようで、私に飲ませるのが惜しいかのように、すごいペースで飲んでしまった。
そこの澱がどろっとすごい。ちょっと舐めてみればよかったなあ。
番外編 こちらは先日NUDAでいただいた LOVE注入、ハートが3か所に配された可愛いスペインのワイン。
ソムリエ西川氏が、お願いしてやっと仕入れたとの、心のこもった1本。名前は・・・
そして、
「この値段であり得ない仕上がりの良さです。」安藤氏の熱い言葉に、ソーヴィニオンブランを求めて来店した連れが、思わず購入を変更した1本。(変更前のワインの半分くらいの値段だった)
ギィ・アリオン ソーヴィニオン 2009 白 やや辛口 すっきり
フランス トゥーレーヌ ギィ&セドリック・アリオン
ライムやアオリンゴ、もも、ソーダ水などの総会な香り。???
確かに食欲が刺激され、勢い、食べて飲んでしまったんだろう。
酔っ払ってしまったんだろう。写真もないし、何と一緒に食べたのかも思い出せない。
作ったのは、ワタシなんだけど・・・。
最後の赤。レ・ロック ルージュ 2005 フランス オック (ヴァン・ド・ペイドック)
ブルゴーニュ、ポマール村の醸造家、ジャン・マルク・ポワイヨ氏が南仏で醸した赤。
フルボディ マイルド
爽やかなエチケット。色はかなり深く、ヴェリーの味わいがベースに感じられる。
中華風の味付けをしたお肉や炒め野菜にも、ぴったり寄り添ってくれる、ありがたいテーブルワイン。
食事が楽しくなるね。
今回の6本は、全部で12000円でした。
ワインって、仲良しの友人が遊びに来てくれるみたいで、うれしいね。ジェロボアムの安藤氏に感謝いたします。
お酒飲みに憧れる、Bonne Journee です。