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初めてのスペイン アルハンブラ宮殿

2012年05月15日 16時25分56秒 | 世界遺産

今日はグラナダのアルハンブラ宮殿を訪ねます。移動手段はバスと列車の予定でしたが、ガイドつきのマイクロバスに変更。古いベンツです。

気温はどんどん上昇、11時には30℃越え。バスのクーラーが全然効かず、外に出るとほっとする。

まず、ダーロ川を挟んで西側、9世紀中世ムーア人統治時代の様式が残るアルバイシンから南東の丘陵に経つアルハンブラ宮殿を望む。

アルハンブラ・アルバイシン・ヘネラリフェを合わせてユネスコ世界遺産に登録されている。この暑さの中、アルハンブラの後方にそびえ、真っ白い雪をいただくシエラネバダ山脈の雄大かつシンプルに見える佇まいが何故か対照的に思えた。アルバイシンは白壁、細い路地、あちこちにオレンジの木が大きな実をつけている。時が止まったように静かな街です。

  

「赤い城塞アル・ハムラー」を意味する城塞都市アルハンブラは茶色く見える。

バスでアルハンブラへ向かう。大勢の観光客が入口で列を作っている。見学中も、チケットチェックが5回もあった。

中は、まさしくどこをとっても絵になる、素晴らしい建築様式で、柱や壁に繰り返される緻密な彫刻だけでもフーッとなってしまう。

 

 

 アラヤネスの生垣とビターオレンジの木(オレンジウォーターや精油を作るそうです。)がとてもよいコントラストを作っています。

  

今度はアルハンブラからアルバイシンの街を眺めます。どちらを向いても美しい!の一言。

 

3時間近いアルハンブラ見学、 気温は34℃、屋外でのランチもうだる暑さでみんな食傷気味。

やっと朝と同じベンツバスに乗り込んでしばらくして、皆、ぎょっとした。

暑いはず、クーラーはなくて送風だけ、おまけに窓ははめ殺し。

地獄の2時間だった。明日もこのバスだったらどうしよう