Bonne journee!  良い一日を!

世界のパンと家庭料理の教室 N.U.CookingPartyを開いています。
好きな旅行や日々の事、徒然に・・・ 

リンツァートルテ エコールPBのレッスン

2011年07月22日 00時48分03秒 | スウィーツ

台風が紀伊半島南に居座る中、神戸 元町 ECOLE La Pierre Blancheでのレッスンに出かけました。

リンツァートルテは、以前からお願いしていたメニューです。オーストリアの街、リンツの伝統菓子です。

フランス北部でも見かける、古典の定番。メンバー皆、やる気満々、台風位ではお休みしません。

生地に空気を入れないように注意、ヘイゼルナッツパウダーやケーキクラムをたっぷり使います。

フランボワーズのジャムを炊きます。銅のお鍋、欲しいなあ  なんて言いながら・・・

ジャムの固さが重要、煮始めから煮あがりまで、見極めましょう。表面に皮が張った状態。

 

焼いている間にケーキクラムを利用して作るお菓子、ポム・ド・テールを教えて頂きました。

チョコレート・フルーツ・ナッツ・リキュールの組み合わせで、いろいろ楽しめそうです。

ほとんど火を使わずにできるのが、夏場はありがたいですね。

ジャガイモの形でかなり大きいのですが、今日はオレンジピールを入れました。優しい甘さのローマジパンとチョコレートのハーモニーが新鮮です。こんなにしっとりしています。

 

アルザスのお菓子屋さんでも、バリエーション豊かなポムドテールが並べられているのを覚えています。

マダムが教えてくれたんだけど、理解できなかった覚えがあります。

フランスの伝統菓子について、その土地の様子や、お菓子の言い伝えを教えて頂くのがとても楽しみでもあります。

リンツァートルテ、とってもかわいく出来上がりました。  

 

今日は、ガレット・サレとグルノーブル、ヘイゼルナッツチョコクリームをお土産に

いつもながら、とっても楽しい、学ぶことの多いレッスンでした。 白岩シェフ、有難うございました。

 

 


Macarons への道

2011年06月29日 16時57分55秒 | スウィーツ

実は、マカロン嫌い。マカロンのどこが美味しいのか、なんであんなに高いのか、全く理解できなかった。

パリで、きちっと作られたエルメのキラキラ・レインボウ マカロンやラ・デュレの高いのに雑なマカロンを買って食べても見たのだけれど、味は、ふ~~~ん と思うだけで、私にはご縁がないと決めていた。

確かに可愛いとは思うのだけれど・・・。歯にねちょっとくっつくのは、大嫌い

先日、 La Pierre Blancheの白岩シェフが、作りたてのマカロンを御馳走して下さった。

PBのマカロンは大き目。

サクッとして中はしっとりした生地がちゃんとあり、アーモンドの香りと風味がお口一杯に広がった。

そしてさ~~っと溶けて行ってしまった。もう一つ食べたい。

 1回目 マカロナージュ足りず、とんがりさんが残ってしまった。 薔薇ジャムを挟む。

  

 2回目 温度高過ぎ、 焼き色がついてしまった。全部割れた。

 

 3回目 気分を変えて抹茶を混ぜ込む。  なんか間違えたみたい。 表は蕎麦ボーロみたい。裏は最中みたい 

 

 4回目 ざらつきが残り、薄ぺったいなあ。 あんバターを挟む。アバターだけど、 これはいける。

  

誰にも出来ないので、一人で食べて  歯にくっつかないのが救いです。

嫌いだった分だけ苦戦している Bonne Journee!です。

長い道のりになりそうです。

 


エコールPB ガトーショコラ メッス

2011年06月26日 22時38分30秒 | スウィーツ

6月19日、ECOLE La Pierre Blancheでガトーショコラ メッスの講習を受けました。

メッスは、フランス メッス地方の伝統菓子。

卵の泡立てに注意して、美味しいチョコとアーモンドプードルを使います。

じっくりと焼き上げた生地は、外側がさくっとしていて中心はしっとり。

日を置く毎にチョコレートとアーモンドプードルの、豊かな味わいと、2種類の食感を楽しむ事が出来ます。

この型もクラシックで素敵です。

そして、マカロンも見せて頂きました。

大き目で食べ応え有り、の本当に美味しいマカロンでした。この色、いいよね 

 

2種類もおいしいお菓子を教わって、今日も良い1日の Bonne Journee ! でした。

幸せな1日はまだ続いているのです。 

 

 


エコールPB フォレノアール レッスン

2011年06月09日 20時51分09秒 | スウィーツ

今年初めてのエコールPB、プライベートレッスンは Foret noire フォレノアール (黒い森)

ドイツ名、Schwarzwalder-Kirschtorte(シュヴァルツヴェルダー キルシュトルテ)、黒い森のチェリーケーキ。

10年くらい前に訪れたドイツの黒い森。

森が災害に会って、大きな木がたくさん折れて倒れたまま、生身が無残で痛々しかったのを覚えています。

それでも、地元の「森を守る会」の方々が用意して下さった森の花でアレンジメントしたり、フィリップさんのパン屋さんでドイツパンの講習を受けることが出来ました。

また、現地の方のご厚意で、お茶に誘っていただき、お茶と一緒に用意してくださったのが、この「黒い森のキルシュトルテ」。

とっても大きくてビックリ、子供の頃おとぎ話の本で目にしたケーキそのもので、とっても優しいお味でした。

さて、この想い出一杯のトルテ、PBの白岩シェフのフォレノアールはこんな風になりました。

とっても大人な味わいです。でもかる~~いスポンジの口当たり。

 

チェリーをシロップで煮て、ココアをたっぷり入れたジェノワーズを焼いて、

あれれ、丸じゃないの   

  

切って、シロップ打って、サンドして、ナッペして、チョコスプレーにココアに粉糖に・・・グリオットは最後の女王様 

私は4つも出来て大満足 どなたにお嫁入りさせようか、

今日は千葉にいるKちゃんのお誕生日、このケーキを食べてもらえないのが残念です。

 教室でお出ししましょうね    嬉しいBonne journee でした。


薔薇の型のココアケーキ

2011年05月07日 23時29分34秒 | スウィーツ

今日は午後から小さな集まりがあるので、ケーキを焼きました。

 リング型で早く焼けるし、デコレーションなしでも薔薇型だから華やか。

サヴォワ生地をアレンジして、優しいココアケーキに仕上げたつもり。

やはりココアを入れると締まるなあと、反省しながらアイシングをかけて持参。

 皆さん、とっても喜んで下さり、すぐに売り切れました! 

ポットラックパーティーは、本当に楽しい。御馳走を頂きながら、お料理話に花が咲きます。

次は何を作ろうかと、ワクワクの Bonne journee !  でした。


ブラジルのお菓子

2011年03月23日 01時57分03秒 | スウィーツ

ブラジルから来たMさんにココナッツケーキを教えていただきました。

お国では、庭のココナッツの木に登るところからこのケーキ作りは始まるそうです。

フレッシュなココナッツとジュースを使ったケーキ、食べてみたいですね。

スクエア型でも焼いてみました。

ワンボールにどんどん入れてぐるぐるホイップするだけ、でも生地が出来上がってから

ベーキングパウダーを振り入れるのが、Mさん流。Mさんがママから教わったコツだそうです。

ケーキが焼けるのを待つ間のお喋りがとっても楽しかった

あま~~い香り、賑やかな笑い声。 最高の午後を過ごした Bonne journee でした。


私の宝物 ビスキージュリー

2011年01月19日 23時18分31秒 | スウィーツ

グラン・ヴェフール(Grand Vefour)のオーナーシェフ、ギー マルタン氏のスペシャリティ ビスキュイドサボワbiscuit de savoieが焼きたくて、

マトファーから送ってもらったビスキージェリー。

パリから送って頂いたレシピ通り、焼いてみました。

懐かしいあの、ザクッ、シュワシュワの感激が甦ってきました。

やったね 

念のため、マトファーのサイトを見たら、型のお手入れの仕方があった。

使う前に、100℃に温め、油脂を塗って、また180℃で30分。冷まして油脂を塗り・・・

決して水に濡らさぬよう・・・  型の寿命は終わる・・・ 

時、既に遅し  

錆びないように毎日使おう


感動の ブッシュ ド ノエルを習う

2010年12月07日 01時57分03秒 | スウィーツ

 今年最後のECOLE La Pierre Blanche です。

  12月ですもの。 ブッシュ ド ノエル です。

お店で出している、シックなケーキだと思っていましたが、驚きの、超豪華なルセットにビックリ

 

ヘイゼルナッツをたっぷり使った生地。

ヘイゼルナッツのジャンドューヤとタカナシのリッチなバターをふんだんに使ったバタークリーム。

勿論、ラズヴェリージャムも手作りです。

色付けしたアイシングとチョコのオーナメントで飾り付け、メッチャ クラシックで懐かしい・・・可愛い

アイシングの木の葉、誰が考えたんだろう 

  美味しさがハンパじゃない 

 忘れないうちに、作りましょう。 食べましょう  

美味しいスウィーツに目がない、Bonne journée なのです。

 

 


トゥルトゥーフロマージュ 

2010年05月30日 23時35分20秒 | スウィーツ
ECOLE LA PIRRE BLANCHEのプライベートレッスンで、Tourte au Fromage(トゥルト オ フロマージュ)を作りました。
フランス、ポワトー地方の伝統菓子で、シェーブルチーズ『シャビシュー・デュ・ポワトー』を使って真っ黒けになるまで焼いたチーズケーキ。
2年前にラ・ピエールブランシュの店頭で始めて見て以来、気になって仕方がなかったお菓子。
シェフは、「焦げたチーズケーキ、美味しくないで~~」と作る前から悲しいことをおっしゃった。いいえ!!絶対そんなことはないはず…
だけど… 

焼くこと50分、 この色なら苦くない 





シェフは苦くならないように、配合と焼きを調節してくださいました。
この形、とってもチャミングだと思うのですが・・・ 
中はどんなかな?



ほーら!!この通り、お砂糖をぐっと抑えているのに、しっとりなめらかなムースのような口どけ。今日はキリのクリームチーズを使ったので、癖のない食べやすいトゥルトゥーフロマージュになりました。 美味しい

そして、おまけのレッスンは、あの懐かしいパンデピス。シナモン、クローブ、ナツメグ、アニス、ジンジャーなどを絶妙の配合で合わせて、たっぷりの蜂蜜で焼き上げました。 焼き上がりの何て素晴しい香りなんでしょう。  
でも、すぐ食べてはいけません。 ぐっと我慢して明日まで待ちましょう。

 


つい先日スペインから帰国されたばかりの白岩シェフ、今日はお店にスペインのお菓子が並んでいました。
コカドスはまあるくて可愛い一口サイズのお菓子。
アーモンドパウダー・ココナッツ・じゃが芋などで作られた、修道院のお菓子。なるほど、貴重なお菓子の素材をじゃがいもで繋いだ、とっても温もりを感じる、優しい、納得のお味。



そして、キュートなこちらは   中がソフトなメレンゲ。
プレーン・抹茶・苺の3種類。 甘ッ! でも、また手が出る 
外はサクサク、中はトロリン。スプーンですくって食べます。
しかし、メレンゲなのに、なんで、泣かないの?



焼きが甘い訳ではないのかな???
私の技量ではわかりません。って、聞けば良かったのに・・・