「ウォーキング三昧」in 滋賀

「ウォーキング三昧」は2013年3月以来発信して来ましたが2019年5月1日、「スローライフ滋賀」に移行しました。

2019年東近江市・「万葉の森 船岡山」の桜満開 (4/9)

2019年04月09日 17時04分00秒 | 東近江ライフ


4月9日(火)の午後、「万葉の森 船岡山」を約1年ぶりに訪れた。

新年号「令和」で話題となっている万葉集であるが、額田王の歌で有名な東近江市の蒲生野「万葉の森・船岡山」の桜は、4月9日(火)時点満開である。

偶々、「万葉の森 船岡山」で出会った女性は横浜から、わざわざこ東近江市の「万葉の森 船岡山」を目的に訪れた人だった。この方は和歌を親しむ元商社マンの奥さんで以前から「万葉の森 船岡山」のことは知っていたが今回は初めての訪問だという。今年は万葉のブームでこの地を訪問する人が増えるだろうとも言っておられた。
この方は今日は日帰りで、往路は近江鉄道で近江八幡~市辺、帰路は市辺、八日市~米原経由で横浜に帰るという。こんな素敵なところがPRが不十分、観光客への対策も十分でないのが惜しいとも。40年以上郷里を離れたが今は地元に住む一人として東近江市や地元民が自分たちの資源の良さの自覚と対策が進むと良いのにと思った。

「万葉の森・船岡山」は万葉文化を記念するために整備された公園だ。
近江鉄道市辺駅のすぐ北方の船岡山の頂上にある。自然の巨岩に「元暦校本万葉集」の原本そのままの文字を彫りこんだ石板がはめこんでいる。
 歌は、
茜(あかね)さす紫野行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖ふる」(額田王(ぬかたのおおきみ))
紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)を憎くあらば人妻故(ゆえ)にわれ恋ひめやも」(大海人皇子(おおあまのみこ))

という有名な相聞歌(そうもんか)だ。
 額田王は大海人皇子(後の天武天皇)と愛し合ったが、後、彼の実の兄である天智天皇の寵愛を受けた。
この歌は、蒲生野遊猟のときに交わされたもので、人目もはばからずに袖を振って見せる大海人を額田王が咎(とが)めたのに対し、大海人が大胆にも人妻である額田王への激しい恋情を歌い返した。
 額田王は元大海人の妃であったのだが、この頃には天智天皇の後宮に入っており、この3者には極めて複雑な事情があった。それを背景に描かれた相聞歌が万葉ロマン読者の心を打ち、万葉愛好者を育てるきっかけとなったとも言われている。
 船岡山の麓には、約100種類の万葉植物を植えた万葉植物園や当時の遊猟を偲ばせる巨大な万葉レリーフなどを整備した「万葉の森船岡山」がある。

広く静かな万葉の森は一見である。万葉ファンには是非訪れて欲しい場所である。

2018年の万葉の森の桜
https://blog.goo.ne.jp/ntt00012/e/5721ca6f2953099d3a8279b6fd34921d

所在地: 滋賀県東近江市糠塚町
駐車場台数: 約20台
交通アクセス: 近江鉄道「市辺駅」下車徒歩約5分、名神八日市ICより20分、国道8号線より15分



















2019年秋からのNHK朝ドラ「スカーレット」滋賀県内で撮影始まる

2019年04月09日 10時10分54秒 | 東近江ライフ
信楽焼の女性陶芸家を主人公とした2019年後期NHK連続テレビ小説「スカーレット」の撮影がクランクインしたのを機に、主演の戸田恵梨香さんがこのほど滋賀県庁で三日月大造知事を表敬訪問した。


<写真滋賀報知新聞より>

 滋賀県を訪ねる機会が余りなかったという戸田さんは「空気が綺麗で琵琶湖の大きさに驚いた」と滋賀県の印象を述べた。また、プライベートで作陶の経験があることにも触れ、「陶芸作品を見るとワクワクする。元気いっぱいの女の子の役なので、精一杯力強く、愛情たっぷりに演じていきたい」とドラマへの意気込みを語った。
 三日月知事は「身近な風景がドラマに登場するということで楽しみにしている。ドラマを通じて信楽焼やまちに注目が集まるとうれしい。全力でサポートします」と歓迎した。

 同ドラマは、戸田さん演じる川原喜美子が主人公。9歳で信楽に移り住み、幼いころから家族を支える。その後、戦後の復興が著しい大阪で多感な時期を過ごし、信楽に戻ると男性ばかりだった陶芸の世界に飛び込こみ、独自の信楽焼を見出していく。タイトルの「スカーレット」は緋色のことで、陶芸に欠かせない火の色でもあり、情熱的に生きる主人公の人生にも通じている。
 ドラマの放映は9月末から20年3月まで。撮影は信楽や長浜などで断続的に、2月末まで行われる予定。

<滋賀報知新聞より>

4/21「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」【イベント紹介】

2019年04月09日 06時17分12秒 | 東近江ライフ
 沼尻竜典びわ湖ホール芸術監督プロデュースの新しい音楽祭で、優れた音楽家の演奏を気軽に楽しめる「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」が4~5月、県内7会場で催される。

びわ湖ホール声楽アンサンブル 東近江公演

日時:4月21日(日) 14:00から
場所:東近江市立「八日市文化芸術会館」
内容:びわ湖ホール声楽アンサンブル
 同アンサンブルは、全国から厳しいオーディションを経て選ばれた声楽家により構成される日本初の公共ホール専属声楽家集団で、オペラ公演や定期公演など同ホール自主公演へ出演するほか、全国各地でも多数の公演を行っている。

 前半は、滝廉太郎の「春」、「荒城の月」などの春めいた日本の歌曲とイタリア、フランス、ドイツの歌曲、後半はレハールのオペレッタ「メリーウィンドウ」、J・シュトラウス・のオペレッタ「こうもり」の歌曲で、日本語訳で親しみやすく工夫する。

参加費:一般1000円、18歳以下500円(自由席)。入場券は八日市文芸会館(TEL:0748-23-6862)などで販売。

滋賀報知新聞社は、入場券を抽選でペア5組にプレゼントする。
希望者は、はがきに住所、氏名、連絡先を記入し、4月13日(土)までに〒527-0039 東近江市青葉町1-50、八日市文化芸術会館へ。
表面に必ず、「滋賀報知新聞社びわ湖ホール声楽アンサンブルコンサートチケットプレゼント希望」と朱書する。当選者の発表は発送をもって代える。

<滋賀報知新聞より>