今回、初めて日本の災害を海外からみた。
1度だけ、ここに書いておこうと思う。
毎朝6:00(日本は14:00)、起きてネットのニュースなんかを見てから支度をして仕事に行く私。
8:00から仕事開始で、30分も経たないうちに、
『どうらく人よ、日本で大地震だって』
というシェフ。
今度はどんな冗談??
なんて、笑おうとしたら、お菓子を作るアトリエには、有線が流れていて、日本の地震速報が流れて来た。
“トウキョウ”、“カマクラ”と、流れてくる地域名。
“マグニチュード8以上”
なんて言ってるから、関東大震災がとうとう起ったんだと思った。
今思えば、フランス人が分かる場所だけ、言ってたのか。
10年住んでいた東京。
ビルの高い所で仕事をしている元上司、友人達の顔が最初に浮かび、我が家も、関東のどこで起きたのか、場所によっては影響あるよなぁ…。
なんて思いながら、お昼休みに自宅へ帰り(12:00過ぎ・日本は20:00)、スーさんのMacを開きながら、実家に電話すると、
つながらない。
何度試しても、
つながらない。
そのうち、ネットがつながって、ヤフーのトップ画面を見てみたら、
震源地、宮城沖、M8.8…。
そして、津波…。
私の実家は福島。
妹は、自宅から海まで歩いて30分とか言ってなかった?
あれ? それは引越し前??
と、若干パニックになった私。
気持ちを取り直して、最初に安否の気になった東京の元上司に電話をかけると、つながった。
『フランスから掛けてるのぉ!?』
なんて言いながら、ご自身が分かる限りの情報を話して下さって。
もちろん、ご本人も無事で。
一安心、と、思いつつ、再度実家に掛けてもつながらない電話。
流れて来る映像は、ひどいものばかりで…。
そしたら、実家から、電話がかかって来た。
家族全員、無事との事。
安否が分からないのは、母方の祖母の家だけ。
私が、祖母の安否を確認出来たのは2日後だった。
断続的につながらなくなる電話。
それでなくても、時差があったりで、なかなか連絡が取れないのに。
休憩が終わってお店に戻った頃には、お客さんの中にも日本の地震の事を知っている方達が。
常連さん達はもちろん、馴染みのない方にも、お見舞いの言葉をかけて頂いた。
かと思えば、毎日来て下さっていたのに、週をまたいだ水曜日、私が他のお客さんに家族の無事を伝えていると、
『よかったね!!
本当は、毎日聞きたかったんだけど、連絡取れてなかったり、もしもの事があったら、なんて思ったら聞けなくて…』
と、おっしゃってくださる方まで…。
サルコジ大統領は、地震後、1時間も経たないうちに支援表明を出してくれて。
日本に住んでいたスーさんの元には、月曜日に、在日フランス大使館から、各県でのフランス人の被害状況が送られて来た。
土日返上で、所在確認をされていたみたい。
スーさんの友人達も、みんな無事。
現在、フランス政府は、日本に住んでいるフランス人全て(西側に住んでいらっしゃる方は分からないのですが…)に、日本国外退避を促しているそう。
費用はフランス政府持ち。
ご本人と、その家族分も。
私達の友人も、フランスに帰って来たり、韓国やら近隣諸国に行ったり。
災害から数日後、被災状況だけじゃなく、
“日本人は秩序を乱さない”
“被災下でも暴動とは無縁”
という、日本人のマナーが取り上げられたり。
一方で、原子力発電所を多数持つフランスでは、
“日本の技術力を持ってすら…”とかで、原発の反対運動が起きたり…。
友人のフランス人のお医者様や、お店のお客様のお医者様や、スーさんが健康診断に行った所のお医者様まで、
『日本で、薬が必要ならいつでも言って。
どんな事をしても都合つけるから』
と、言ってくださったり。
“自分が出来る事を”考えてくださっている方が多くて。
“La croix rouge-ラ・クロワ・ルージュ”、赤十字のフランス語。
今回、初めて知った言葉。
私も行って来た。
普段通りのブログを再開するのは、もう少しだけ、待ってください。
もう少し、落ち着いたら、再開します。
1度だけ、ここに書いておこうと思う。
毎朝6:00(日本は14:00)、起きてネットのニュースなんかを見てから支度をして仕事に行く私。
8:00から仕事開始で、30分も経たないうちに、
『どうらく人よ、日本で大地震だって』
というシェフ。
今度はどんな冗談??
なんて、笑おうとしたら、お菓子を作るアトリエには、有線が流れていて、日本の地震速報が流れて来た。
“トウキョウ”、“カマクラ”と、流れてくる地域名。
“マグニチュード8以上”
なんて言ってるから、関東大震災がとうとう起ったんだと思った。
今思えば、フランス人が分かる場所だけ、言ってたのか。
10年住んでいた東京。
ビルの高い所で仕事をしている元上司、友人達の顔が最初に浮かび、我が家も、関東のどこで起きたのか、場所によっては影響あるよなぁ…。
なんて思いながら、お昼休みに自宅へ帰り(12:00過ぎ・日本は20:00)、スーさんのMacを開きながら、実家に電話すると、
つながらない。
何度試しても、
つながらない。
そのうち、ネットがつながって、ヤフーのトップ画面を見てみたら、
震源地、宮城沖、M8.8…。
そして、津波…。
私の実家は福島。
妹は、自宅から海まで歩いて30分とか言ってなかった?
あれ? それは引越し前??
と、若干パニックになった私。
気持ちを取り直して、最初に安否の気になった東京の元上司に電話をかけると、つながった。
『フランスから掛けてるのぉ!?』
なんて言いながら、ご自身が分かる限りの情報を話して下さって。
もちろん、ご本人も無事で。
一安心、と、思いつつ、再度実家に掛けてもつながらない電話。
流れて来る映像は、ひどいものばかりで…。
そしたら、実家から、電話がかかって来た。
家族全員、無事との事。
安否が分からないのは、母方の祖母の家だけ。
私が、祖母の安否を確認出来たのは2日後だった。
断続的につながらなくなる電話。
それでなくても、時差があったりで、なかなか連絡が取れないのに。
休憩が終わってお店に戻った頃には、お客さんの中にも日本の地震の事を知っている方達が。
常連さん達はもちろん、馴染みのない方にも、お見舞いの言葉をかけて頂いた。
かと思えば、毎日来て下さっていたのに、週をまたいだ水曜日、私が他のお客さんに家族の無事を伝えていると、
『よかったね!!
本当は、毎日聞きたかったんだけど、連絡取れてなかったり、もしもの事があったら、なんて思ったら聞けなくて…』
と、おっしゃってくださる方まで…。
サルコジ大統領は、地震後、1時間も経たないうちに支援表明を出してくれて。
日本に住んでいたスーさんの元には、月曜日に、在日フランス大使館から、各県でのフランス人の被害状況が送られて来た。
土日返上で、所在確認をされていたみたい。
スーさんの友人達も、みんな無事。
現在、フランス政府は、日本に住んでいるフランス人全て(西側に住んでいらっしゃる方は分からないのですが…)に、日本国外退避を促しているそう。
費用はフランス政府持ち。
ご本人と、その家族分も。
私達の友人も、フランスに帰って来たり、韓国やら近隣諸国に行ったり。
災害から数日後、被災状況だけじゃなく、
“日本人は秩序を乱さない”
“被災下でも暴動とは無縁”
という、日本人のマナーが取り上げられたり。
一方で、原子力発電所を多数持つフランスでは、
“日本の技術力を持ってすら…”とかで、原発の反対運動が起きたり…。
友人のフランス人のお医者様や、お店のお客様のお医者様や、スーさんが健康診断に行った所のお医者様まで、
『日本で、薬が必要ならいつでも言って。
どんな事をしても都合つけるから』
と、言ってくださったり。
“自分が出来る事を”考えてくださっている方が多くて。
“La croix rouge-ラ・クロワ・ルージュ”、赤十字のフランス語。
今回、初めて知った言葉。
私も行って来た。
普段通りのブログを再開するのは、もう少しだけ、待ってください。
もう少し、落ち着いたら、再開します。