のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

マラソン大会

2009年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝の来ない夜はない。希望をこめた言葉のわけですが、昨日、膝をひねってしまい、ゆっくり寝て養生したいと願っていたにもかかわらず、朝が来てしまいました。

 小学校のマラソン大会に交通指導員の出動。「足が痛いからマラソン大会に出られません」と選手ならいえますが、スタッフですから膝にテーピングをして痛い足をかばって、小学校のマラソン大会の手伝いに行ってきました。

 面白いものだなぁと感心したのは、同級生の息子が走っていた時で、走り方が父親そっくりだったため誰の子供かすぐにわかりました。
 顔や容姿が似るのは当たり前かもしれませんが、走り方のくせまで似るとは面白いものです。

 少子化で子供の数が減っていますが、平日でも動けるお年寄りが増えているので、沿道に集まる観衆の数は年々増えています。

 インフルエンザが猛威をふるい、中学校では学級閉鎖になっているようですが、小学校にもその余波が来たようで、この日、感染者が2名出たそうです。
 マラソン大会前に健康チェックをしていました。

 それにしても、公道で通行する自動車を規制しながら毎度考えるのは、「マラソン大会で重要なのは誰が早く走れるかではなく、誰が遅いかだ。」

 先頭がゴールしているのに最終ランナーはまだ半道中にも達していない。この最終ランナーが通り過ぎて、折り返し地点で戻って来るまで持ち場を離れることができません。しかも、遅いランナーほど親しみのある体型をしているので、ついつい感情移入してしまう。

 折り返して戻ってきた児童に付き添うように声援送りながらゴールまで付き添いましたが、膝を痛めてやっとこ歩いている私よりも遅く走る最終ランナーでした。

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