のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

佃煮

2018年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 一日雪が舞っていましたが、積もるほどではありませんでした。

 県境の峠を越えてくる車は屋根に雪をのせて降りてくるので、向こうは降り積もっていたんでしょう。

 NPOグループの雑木林の手入れに参加してきました。

 雑木林の主だった樹木はシナの木という樹木ですが、シューベルトの歌で知られる菩提樹はこの樹の一種みたいです。長野県の別名「信濃」もこのシナの木が多かったからだと言われてます。

 まだコンバインなんてなかった時代、田んぼの畔にこの木を植えて、竹竿を括り付けて刈り取った稲を干す「はって」に使いました。

 今では単なる雑木です。

 伐採した木は薪になります。

 夕方、近所のお年寄りの家に顔を出したらお茶うけにイナゴの佃煮をごちそうになりました。

 最近ではあまり見かけなくなりましたが、私が小学生の頃はどこの家庭でも作っていました。

 小学生のころ学校の授業の一環でイナゴ捕りがあり、朝から田園地帯に出かけて網でイナゴを捕まえる。そのイナゴを学校の裏の大きなかまどの鍋で煮て、羽根と足をもぎ取り天日干しをしたものを買いに来る売人がいました。

 こうして稼いだ金で図書館の本などを購入したのですが、薬草取りや学校の畑で野菜作りなど、授業の一環でやって近代的な備品などもそろえていったのですが、あらかた先生たちの飲み会の費用になっていたのが実情ではなかろうか?

 教科書で教わった勉強はことごとく忘れますが、こうした余計なことや先生の余談はよく憶えているので、学び舎の価値はここになるのかもしれません。

 佃煮といえば「下町ロケット」の佃製作所。

 農業ロボットはどうなるのだろう?明日、GYAOで見よう。

 土曜の晩、勝手にアップデートしたノートパソコンがWi-Fiに繋がらなくなってしまいました。

 もしや幹部を逮捕され各国から使用禁止のリストアップされた華為の報復攻撃?1時間ほど手間をかけてようやく復旧しましたが、このところネット関係のトラブルが多くなっているみたいですね。

 有事の際にテロリストに遮断されたらどうなるのだろう?

 模範的なテログループにオウム真理教というのがありました。細菌兵器から化学兵器まで自力で作って実験していた、おそらく史上最悪のテログループだと思いますが、パソコンのメーカーまで持っていたので時代がもう少し後ならサイバーテロもやらかしたんでしょうね。しかも「宗教法人」として保護されていたのですからお笑いです。

 これを「テロリスト」に認定しなかった日本の危機管理も大きな問題ですが、村山内閣でしたからね。

 災害は忘れたころにやってくる。ご警戒を。

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