のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ムンテラ

2013年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 病院で担当医から父のムンテラ(病状の説明)を受けました。

 昨年末救急搬送した段階でだめだと腹をくくっていたので、今の状態でも十分良くなったと思いますし、2日前から点滴をはずして食事で体力を作るようになってきたので格段の回復だと思っています。

 手術して摘出した胃を検査してガンの状態がステージ2のAと言われました。8段階ある中の下から三番目で、父の説によれば軍隊で言うなら伍長と軍曹の間くらいだそうです。

 5年間の再発率は20パーセント程度ですが、念のために抗がん剤治療をするかが問題になりました。高齢や体力を考えると副作用の大きい胃抗がん剤の使用はリスクが大きいので、80パーセントのほうにかけることになりました。

 5年の80パーセントなら4年は保障されたようなものだと父も奇妙な計算をしていましたが、 当人交えてガンや余命がなんて話をするのですから日本の医療が変わったと言うより、日本人の病気に対する取り組み方が変わったに他ならないのでしょうか。

コメント
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