北海道の停電大変なことになっていますね。氷点下5度で復旧のめどが立たない停電。
ことの始まりは強風による高圧線鉄塔の倒壊ですが、電気が来ないことで暖房に大きな影響が出ることがわかるかと思います。
寒冷地においてエアコンなどの電気のみによる暖房は効率が悪く使いえたものではありませんから、灯油による暖房が中心になりますが、灯油を燃やすのにファンをまわす電気が必要なんですね。お風呂のボイラーもしかりです。
近代化の弊害ですね。
25日には東京方面に予想外の寒波が押し寄せたそうで、気象庁の予測17℃に対して、実際の気温9℃だったそうです。休日で自宅にいる人も多かったようですが、皆が暖房を使い出したために東電の予想していた電力を超えそうになり、急遽他の電力会社から電気を融通してもらったそうです。
原発反対もいいけど、こういうときに「大丈夫、手はある!」と悠然と構える気概も必要ですね。
停電といえば、ロシアなんか停電日常で、氷点下20度を越える真冬でも何日も停電が続くことがあります。
ほとんどの地支部の住民は集合住宅で電化した生活をしていますが、停電の時には暖房も止まる。家庭用のカセットコンロなどで暖を取りながら生き延びています。
最善の方法は?と問うと、「布団に包まって寝てすごすんです。」