魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

さつま芋の花

2013-11-05 09:59:45 | ジャガ芋、薩摩芋、里芋、他のイモ類
子供頃は、家ではさつま芋を段々畑で作っていました。
芋からデンプンを取るためでした。
切干芋と言って、生芋を薄くスライスし、干して乾燥させて、農協から出荷していました。

デンプンの多い芋だったからか、切ると中は白い芋でした。
その芋だったのか、よくさつま芋の花を観ました。
だから珍しいとも思っていませんでした。

でも、自分で芋を栽培するようになり、花が珍しいと知りました。
確かに、今年まで、一度も花を見たことがありませんでした。

しかし、昨年から、栽培しているさつま芋に花が咲きました。
皮が紅アズマより赤く、中は黄色の芋です。
近所の方が下さり、自分で苗取りをして芋を取りました。
もらった芋は大きくて、見た目より甘味もなく美味しくありませんでした。

でも、昨年、収穫した芋は甘くて美味しかった。
近所の人の畑は、肥料たっぷりで、芋には向いていなかったようです。
私の畑は、さつま芋用に、芋の葉と米糠、貝石灰で発酵させた畑です。
そんな畑で作った芋はとても甘味の強い美味しい芋になります。
同じ芋とは思えませんでした。

買った苗の紅あずまは、六月に定植しています。

この芋は親芋から中々蔓が伸びず、七月になりようやく定植しました。
いつも、紅アズマを植える場所でないところでした。

定植が遅くなったので、芋掘りも十月末にしました。
芋はやっぱり小さめでしたが、思ったより沢山なっていました。
この芋に何故か、花が咲いたのです。
九月頃から、次々に咲きました。
昔見たような、可愛い花です。
別の場所に植えた芋からは、花は咲きませんでした。
花が咲く何か、条件が整ったようです。





芋の名前は検索してみましたが、よくわかりませんでした。

焼き芋を作ってみました。
これまでは、焼き芋専用の陶器製の中に小石が敷かれた物で作っていました。
でも、これは、今のガスレンジに合わなくなりました。
無水鍋の説明書を読んで、簡単に作れることをこの前ようやく知りました。
鍋にアルミを敷き、芋を入れ40分ほど、中火から弱火で焼きます。
竹串を挿して、すーとさせれば、とっても甘い芋になります。
以前、使っていた鍋より、簡単で、レンジにも焼け焦げがつきません。

オレンジ色の芋が花の咲いた芋です。

ネットで調べると紅アズマでも、花が咲くことがあるようです。