魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

蕗の渋抜きは?

2012-06-15 17:14:22 | 果樹や庭木、花
庭のあちこちに蕗を植えています。
5月から6月に大きく生った蕗を料理します。

蕗は、渋があるので、皮を剥いて使います。
この皮を剥く時に生で剥くかサッと湯がいてから剥くかどうしていますか?

姑は、生のままで剥いてから、水にしばらくさらしていました。
それから、油で炒めてから煮ていました。
蕗の色が残ってきれいでした。
私もそのようにして、煮たり、砂糖煮にしていました。

でも、義姉から、先に皮を付けたまま、湯がいてから皮を剥くほうが、手に渋が着かないと教えてもらいました。
でも、そうすると、皮を剥いて、水にさらしても、ドンドン茶色の渋が出ます。
何度、水を替えても同じように渋が出るし、蕗もやっぱり色が変わってしまいます。
手にも、渋が着いて、翌日まで、黒くなっていました。
生の蕗を剥くと、指先は黒くなりますが、翌日までは、残りませんでした。
昨年は、砂糖煮を作っても黒くて不味そうになりました。

今年は、両方試してみました。
生で皮を剥いて水にさらすと、少し渋は出ますが、色は変色しません。
煮ても蕗の薄緑色も残っています。
砂糖煮も美味しそうに、薄緑色でした。
やっぱり、蕗は、生のまま皮を剥く方が、色もきれいだし、風味も良いことが分かりました。
お湯をわざわざ沸かさなくてもいいし、エコです。

追記
これは、あくまで、雪深い魚沼で育った蕗野場合です。
雪の無い地域の蕗は、アクが強いので当てはまらないのではと思います。