傍観者の独り言

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NHK「クローズアップ現代」:チェルノブイリ原発事故によるガンは発生していない?(雑感)

2011-03-26 02:35:15 | 社会

昨日、24日のNHK「クローズアップ現代」で、ゲストの専門家がチェルノブイリ原発事故による「ガンは発生していない」と言い切り、国谷裕子キャスターは一瞬「アレ?」という表情を示したが、番組がそのままで進行。
放射性物質が水道水への汚染で社会問題の時期に、「チェルノブイリ原発事故によるガンは発生していない」とNHKは容認し、NHKは国民は騒ぎすぎと警鐘しているのか疑問ですね。

「クローズアップ現代」を視聴していて、ゲストの学者が「チェルノブイリ原発事故後、25年経過しているが、ガンが発生した確証はない」という主旨の発言に、当方は「アレ?」と瞬間的に思いました。
確か、数年前、TVのワイドショーで、日本の大学の教授?(現・長野県松本市長?)がチェルノブイリ原発事故地を定期的に訪問し、後遺症を調査し、子供に甲状腺異常が多いという内容の番組を視聴した記憶があり、また、旧ソ連から子供が日本で甲状腺治療に来日のニュースの記憶があり、チェルノブイリ原発事故後も原発周辺に居住していた子供に甲状腺異常をもたらすとi記憶していました。

「クローズアップ現代」のゲストの学者の「ガンが発生した確証がない」と断言には、違和感を覚えましたが、国谷裕子キャスターは一瞬「アレ?」という表情を示したが、番組はゲストの学者の発言の真偽を問うことなく進行し、放射性物質が水道水への汚染がニュースになつて折、番組は、何を言いたいのか疑問になりましたね。
ゲストの学者は、「ガンが発生した確証がない」の発言の前に、「大人には」という語句があったかどうか覚えていないが、視聴者には、「ガンが発生した確証がない」という発言だけが印象に残りますね。
NHKですから、番組構成は事前にゲストと打ち合わせ済みでしょうが、そこまで計算する必要性は無いと思うが?

番組内容は、放射性物質が健康への悪影響を問題提起し、専門家は心配するレベルでないという構成で、過剰な心配は無用と言いたいのであっても、専門家に「チェルノブイリ原発事故によるガンは発生していない」は言わせすぎと思いますね。
言うほうも言わせるほうも問題と思いますね。





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