文藝春秋(2009.4)が堺屋太一氏、御厨貴氏、後藤謙次氏が選ぶ最強内閣リストの企画記事「これが日本最強内閣だ」では、総理大臣には、奥田碩総理大臣ですが、当方であれば中村邦夫・元松下電器産業株式会社社長を推奨します。
奥田碩氏については、人物像は良くわからないのですが、本ブログ「文藝春秋の「これが日本最強内閣だ」では奥田碩総理大臣ですが?(1)」でも書きましたが、奥田碩氏が有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」に関わり、「年金問題に対するマスコミの批判の多さに辟易するあまりか,「あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」の発言の報道を接し、過去の成功体験からの驕りで、老害ではないかと思い、この発言以来、当方は奥田碩氏には疑問視しています。
当方が中村邦夫・元松下電器産業株式会社社長を推奨する最大の理由は、大企業病に陥った当時の松下電器産業を「破壊と創造」を掲げ、就任時には、ソニー(出井社長)に、企業力で負けておりましたが、「事業の集中と選択」でのリストラを断行、「事業部制の改変」「企業年金の見直し」など退任時には、ソニーを追い抜き、今日のパナソックに再生させた実績です。
中村社長は、事業変革に当たり、中堅社員による再生計画を策定させ、それを社内に明示し、従来の前例を繰り返してきた老化体質を否定し、残すのは松下幸之助の「経営の精神」(DNA)だけとし、新たな価値創造体質へ変容させました。
松下電器を再生させた実績は、総理大臣に求められるリーダーシップの資質を、中村元社長に充分に有すると思えますね。
多分、奥田碩氏もトヨタ自動車の社長時代に、大人向けの円熟した安定した車つくり企業体質では、生成発展の限界を問題視し、若者をも意識した挑戦的な車つくり企業体質に変容させ、今日の世界NO1車製造のトヨタ自動車の基盤つくりに貢献したと思えますが、その後の財界活動では、過去の栄光が忘れられないのでしょうね。
一方、中村社長は、「ぼそぼそ」とした眠たそうな口調で、一見、元気なさそうに印象ですが、現役社長時代は、社員、幹部からも「破壊と創造」路線は「破壊から崩壊へ」と揶揄されるほど懐疑的であり、企業年金の改変では、OBからも提訴されるほど、激しく反対されたが、「破壊と創造」無くして「松下電器の将来なし」として、事業変革を断行し、成功裏に終わったが、特別に財界活動に従事することなく、今日、マスコミにも話題になっていないですね。
当方が中村元社長を総理大臣に推奨する理由に、中村元社長の実績もありますが、「経営の神様」と言われる松下幸之助の経営の精神を影響を受けている事です。
中島孝志氏の日経のBizPlusでのコラム「社長の愛した数式」を読み、松下幸之助の「凄さ」「偉大さ」を知り、その松下幸之助の影響を受けた中村元社長であれば、日本の再生を委ねることは出来るという思いですね。
「社長の愛した数式」では、「消費者保護が企業ブランドを高める――中村邦夫氏の数式」で、中村元社長が直面した石油暖房器事故では、自ら対策本部長として徹底した商品回収を全社に指示し、松下ブランドの失墜を最低限に抑えたと紹介しており、「為替に負けるな・パナソニック中村会長の数式」で、中村元社長が、為替による業績変動を減らすための秘策をいち早く導入し、パナソニックは損害を最小限に抑えていると紹介しています。
中村元社長は、社長時代は、「環境」を重点テーマにし、環境対策が企業の使命であり、環境が企業の将来を制するとしており、先見性もありましたね。
「100年の一度の危機」には、「国家100年の計」が必要であり、「真正保守再生」を掲げ、後追い麻生内閣では、日本の再生は期待できず、「破壊と創造」による「社会の変革」が日本再生に繋がるという思いです。
奥田碩氏については、人物像は良くわからないのですが、本ブログ「文藝春秋の「これが日本最強内閣だ」では奥田碩総理大臣ですが?(1)」でも書きましたが、奥田碩氏が有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」に関わり、「年金問題に対するマスコミの批判の多さに辟易するあまりか,「あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」の発言の報道を接し、過去の成功体験からの驕りで、老害ではないかと思い、この発言以来、当方は奥田碩氏には疑問視しています。
当方が中村邦夫・元松下電器産業株式会社社長を推奨する最大の理由は、大企業病に陥った当時の松下電器産業を「破壊と創造」を掲げ、就任時には、ソニー(出井社長)に、企業力で負けておりましたが、「事業の集中と選択」でのリストラを断行、「事業部制の改変」「企業年金の見直し」など退任時には、ソニーを追い抜き、今日のパナソックに再生させた実績です。
中村社長は、事業変革に当たり、中堅社員による再生計画を策定させ、それを社内に明示し、従来の前例を繰り返してきた老化体質を否定し、残すのは松下幸之助の「経営の精神」(DNA)だけとし、新たな価値創造体質へ変容させました。
松下電器を再生させた実績は、総理大臣に求められるリーダーシップの資質を、中村元社長に充分に有すると思えますね。
多分、奥田碩氏もトヨタ自動車の社長時代に、大人向けの円熟した安定した車つくり企業体質では、生成発展の限界を問題視し、若者をも意識した挑戦的な車つくり企業体質に変容させ、今日の世界NO1車製造のトヨタ自動車の基盤つくりに貢献したと思えますが、その後の財界活動では、過去の栄光が忘れられないのでしょうね。
一方、中村社長は、「ぼそぼそ」とした眠たそうな口調で、一見、元気なさそうに印象ですが、現役社長時代は、社員、幹部からも「破壊と創造」路線は「破壊から崩壊へ」と揶揄されるほど懐疑的であり、企業年金の改変では、OBからも提訴されるほど、激しく反対されたが、「破壊と創造」無くして「松下電器の将来なし」として、事業変革を断行し、成功裏に終わったが、特別に財界活動に従事することなく、今日、マスコミにも話題になっていないですね。
当方が中村元社長を総理大臣に推奨する理由に、中村元社長の実績もありますが、「経営の神様」と言われる松下幸之助の経営の精神を影響を受けている事です。
中島孝志氏の日経のBizPlusでのコラム「社長の愛した数式」を読み、松下幸之助の「凄さ」「偉大さ」を知り、その松下幸之助の影響を受けた中村元社長であれば、日本の再生を委ねることは出来るという思いですね。
「社長の愛した数式」では、「消費者保護が企業ブランドを高める――中村邦夫氏の数式」で、中村元社長が直面した石油暖房器事故では、自ら対策本部長として徹底した商品回収を全社に指示し、松下ブランドの失墜を最低限に抑えたと紹介しており、「為替に負けるな・パナソニック中村会長の数式」で、中村元社長が、為替による業績変動を減らすための秘策をいち早く導入し、パナソニックは損害を最小限に抑えていると紹介しています。
中村元社長は、社長時代は、「環境」を重点テーマにし、環境対策が企業の使命であり、環境が企業の将来を制するとしており、先見性もありましたね。
「100年の一度の危機」には、「国家100年の計」が必要であり、「真正保守再生」を掲げ、後追い麻生内閣では、日本の再生は期待できず、「破壊と創造」による「社会の変革」が日本再生に繋がるという思いです。