読売新聞の世論調査では、鳩山首相が政権運営で指導力を「発揮してきた」との答えは18%で、「そうは思わない」が73%を占めたとし、政府・与党で最も影響力がある人のトップは小沢民主党幹事長68%で、続く首相は10%だったと報道していますね。
マアー、「小鳩体制」の表れでしょうが、鳩山首相の言動の「軽さ」の印象が数字に影響しているのでしょうね。
読売新聞の世論調査(8~10日)では、鳩山内閣の支持率は56%(前回55%)、不支持率は34%(同33%)で、政党支持率は民主39%(同43%)、自民は過去最低の16%(同18%)で、小沢幹事長の「政治とカネの問題で、説明責任を果たしていないう人は91%で報道しています。
鳩山首相の巨額偽装献金事件や、小沢幹事長の「土地取引」疑惑事案、藤井前財務相辞任劇を考えられば、そこそこ数字でしょうね。
当方は、鳩山首相は意図的に小沢幹事長と距離をおかず、鳩山政権は「小鳩体制」は必然性であり、緊密にすべきと思っていました。
それ以上に、鳩山首相の言動の「軽さ」は気になっていました。
当方と波長の合うブログ「ゲンダイ的考察日記」様がエントリーの『「沈黙は金」「口は災いの元」~鳩山さん、パフォーマンスを考え直せ』で、小沢幹事長の寡黙に対して、鳩山首相の口の軽さを批評した日刊ゲンダイの掲載記事を紹介しています。
『「沈黙は金」「口は災いの元」~鳩山さん、パフォーマンスを考え直せ』で、
”「「八方美人」のお喋りが支持率を下げている
これ以上、支持率を下落させないためにも、首相はパフォーマンスを考え直さないとダメだ。
ついしゃべってしまうのは、サービス精神の表れだということも、首相が善人だということもよく分かる。」”
”「ついでに言っておくが、幸夫人と「サーカスだ」「歌舞伎だ」と、チャラチャラ出掛けるのも、控えるべきだ。多くの国民は「いい気なものだ」と呆れている。確実に支持率を下げていると思ったほうがいい。」”
と、「鳩山首相は甘えているのではないか」と論評しています。
当方も、鳩山首相の言動の軽さが気になり、昨年11月末、本ブログ「鳩山首相よ! 芝居見学している場合ではない!・・・信念・気概を示せ!」で、
”「メディアによる世論調査では鳩山内閣支持率は微減であるが、日本は「デフレ宣言」するほど、経済は疲弊し、失業者・生活保護受給者は増加傾向にあり、将来不安が蔓延しており、マニフェストを前倒しするぐらい気概で、この火急事態を善処せよといいたいですね。
特に、この不景気の時節柄、芝居見学などは見送り、市中の声を聞く、緊迫感を持った言動を望みますね。」”
と書きましたが、「日刊ゲンダイ」様も同様な印象をもっているのですね。
マアー、政権発足3カ月のハネムーン期間が過ぎ、各閣僚も廻りの様子が見え始め、通常予算案も確定し、新成長戦略の策定し、普天間基地問題も5月まで結論を出すことが確定し、次期参議選を意識した一元化の言動が何よりですね。