前原誠司・前外相が世論調査で期待度が高く、脱小沢路線の堅持が世論・現執行部の支持を得られるという計算で、代表選へ出馬を示唆し、野田佳彦・財務相は苦戦模様に。
野田佳彦・財務相が勝利するには、「怨念政治から脱却」を明言し、小沢一郎氏グループの共感を得ることですね。
ポスト菅の民主党の代表選は、前原誠司・前外相の立候補で、脱小沢VS親小沢となり、野田佳彦・財務相は苦戦するでしょうね。
当方は、本ブログで、ポスト菅には、前原誠司・前外相は在日朝鮮人から献金らの問題があり、自重が得策とし、野田佳彦・財務相の大連立・増税の主張には反対であり、馬淵澄夫議員を支持すると書きました。
やはり、前原誠司・前外相は自重すべきですね。
前原・前外相は、政治生命を懸けて「火中の栗を拾う」覚悟らしいですが、気脈を通じる野田佳彦・財務相が不調模様で、小沢一郎氏の復活の恐れがあり、脱小沢路線を堅持すれば、世論の好感度及び現執行部の影響力を保持できるという計算をしたのでしょうね。
本ブログ「前原外相:故意でなくても即辞任し、再起を待つのが最善(所感)(追記)」で、前原・前外相が、お世話になった焼肉屋の在日韓国人から献金(5万*5年間=25万)を在日とは知らなかったとし、返金し、政治資金収支報告書を訂正し、大臣辞任だけであれば寛容でいられるが、北朝鮮と親密な関係は問題と。
本ブログ「親「在日」の前原誠司氏 VS 激「保守」の西田昌司氏・・・個人献金など小事」で、在日朝鮮人にとっては、政治の世界の付き合いは不可欠であり、政治家も在日朝鮮人の組織を当てにした共存関係と書き、
本ブログ「前原外相:在日韓国人の献金は小事、ブラック企業献金偽装が大事」で、警視庁が暴力団フロントと認定している企業からの献金の偽装工作が問題と書きました。
政治団体代表らが、前原・前外相に対する政治資金規正法違反罪の告発状を京都地検に提出しており、京都地検では「告発状は受け取ったが、正式に受理していない」と報道があるが、前原・前外相が北朝鮮と親密な関係については、諸々の報道があり、仮に、代表選に勝利しても、「政治とカネ」問題で国会は停滞することは明白で、民主党は致命的な痛手を被るでしょうね。
やはり、前原・前外相は、自重し、身辺整理し、再起を待つのが賢明です。
一方、前原・前外相が出馬で、苦戦になった野田佳彦・財務相が勝利するには、「大連立・増税路線」を軟化させ、6月10日に、記者会見で、ポスト菅の民主党の在り方について、
”「誰かから脱するとか、誰かを除くという話は不毛だ。一番超えなければならないのは怨念の政治だ」と述べた。小沢一郎元代表らの影響力を排除する「脱小沢」路線を進めるのではなく、挙党態勢を確立することが必要との考えを示したものだ。」”
の「怨念政治から脱却」を強調することですね。
野田佳彦・財務相が「文藝春秋」(2011.9)に寄稿した『わが政権構想』には、「怨念政治」と語句は一切なく、「今こそ「中庸」政治を」という表現をしています。
当方は、野田佳彦・財務相の「怨念政治から脱却」の発言に接して、挙党態勢による政治力で国難を立ち向かうのかと好意的に解釈していましたが、その後、「大連立・増税路線」には幻滅し、「文藝春秋」(2011.9)の『わが政権構想』を一読し、こりゃダメだと思いましたね。
野田佳彦・財務相が代表選に勝利したければ、「怨念政治から脱却」を掲げ、小沢一郎氏グループに期待感を持たせることしかないですね。
前原誠司・前外相も、野田佳彦・財務相も、偽メール事件で1人の政治家を死に追い込んでおり、政権交代後、国民が政治不信・民主党不信を増長させた責任の一端があり、贖罪を果たしたかどうかは疑問ですね。
やはり、ここは、現業での実務経験のある馬淵澄夫議員を支持したいですね。