傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

島田紳助氏の「この程度」での引退劇・・・変身の好機(雑感)

2011-08-26 10:20:09 | 社会

人気タレントの島田紳助氏が暴力団関係者との親密交際を認め、芸能界から引退表明したが、島田紳助氏は、記者会見で、暴力団関係者との交際の「この程度」は、業界のルール、芸能界のルールに逸脱し、社会は許容されないと言われ、自分は誤認してたと否を認め芸能界から引退すると。
当方は、過去については寛容で将来性で判断する考えであり、島田紳助氏の引退劇については、同情する余地があるが、世の中、反社会勢力を許容しなくなってきており、引退するのが賢明と思いますね。

島田紳助氏が暴力団関係者との交際の契機は、10数年前の大阪TV番組での発言が右翼団体を怒らし、街宣車で乗り込まれる事態になり、その沈静化の悩みを、旧知の元ボクシング世界王者、渡辺二郎氏に伝え、渡辺二郎氏が指定暴力団山口組の若頭補佐に伝え、沈静化でき、島田紳助氏は渡辺二郎氏なり、山口組の若頭補佐に恩義を感じてきたのでしょうね。
メディアが島田紳助氏と暴力団関係者の親密交際を記事にすることで、吉本興業も無視できず、島田紳助氏に質し、島田紳助氏は、暴力団関係者の親密交際には問題意識をもっており、それなりに、距離を置いて、交際してきたが、吉本興業にとっては、「その程度」の付き合いでも業界のルール・芸能界のルールに逸脱しているとし、島田紳助氏は自ら引退の道を決断したのでしょう。

ただ、報道されている大阪府警が過去の山口組の幹部の家宅捜索した際に、島田紳助氏と山口組幹部との交際の証(直筆の手書き、写真)を把握(未押収?)し、また、恐喝未遂罪で実刑判決を受け上告中の渡辺二郎氏の捜索で、島田紳助氏から渡辺二郎氏・山口組幹部の電子メールを押収したとされる内容については、メディアは、どこからその情報を入手したかはオープンになっていないですね。
常識的には、捜査機関からのリーク情報でしょうね。

捜査機関としては、反社会団体の壊滅の使命があり、自治体も暴力団排除条例を施行しており、世の中、反社会団体の存在を「社会悪」という潮流になり、島田紳助氏の問題意識(感覚)が社会の潮流とアンマッチなってきたのは事実で、吉本興業としては、現在も反社会団体の関係者と親密交際が進行形であれば業界・芸能界のルールに逸脱ではなく、社会の風潮に逸脱していると決断せざるをえないでしょうね。

島田紳助氏が記者会見で、瞬間でもトップでいたことへの自負があると発言したが、どの分野でもトップになるのは、持って生まれた才覚と努力の賜物であるが、島田紳助氏が自ら紳助・竜介コンの限界を認め、転向したと発言してたが、多分、今日明日の生活に困らない余裕があると思え、芸能界を引退は自分の変身の好機でしょうね。

メディアの一部に、島田紳助氏を毛嫌いする論調もあり、島田紳助スタイルを嫌う人間もいることは事実でしょうね。
島田紳助氏が10数年前のTV番組の発言によるトラブルを、何故、TV局なり、吉本興業が矢面にならず、島田紳助氏がトラブルを抱え込んだかが疑問ですね。
多分、組織(TV局、吉本興業)は島田紳助氏の責任問題にし、島田紳助氏の性格か育ちかわかりませんが、警察や弁護士に相談すれば事が深刻化するだけという思いがあり、その悩みを旧知の渡辺二郎氏に漏らし、渡辺二郎氏が動いて沈静化したのでしょうね。
島田紳助スタイルは、悪友の渡辺二郎氏なり、暴力団の山口組の幹部なりに、お世話になった恩義があり、その恩義は忘れないという思いがあったのでしょうね。
それが、島田紳助スタイル(男の美学?)で生き様なのでしょうね。

この度の島田紳助氏の引退劇は、捜査機関としては情報リークしても反社会団体の壊滅の使命の大儀があり、メディアは商売になり、吉本興業は社会悪を重視している経営姿勢の健全性の強調の場となり、島田紳助氏は芸能界でトップに居続けることへの疲弊感と変身意識(願望)はあるが、自分のスタイルを固持した引退劇で、大騒ぎの結果は、誰も傷つかず、反社会勢力は「社会悪」ということが強調されただけですね。

当方は、島田紳助氏の才覚・非凡さは認めるが、吉本興業の若手お笑い芸人(芸能人?)がTV番組を劣化させた功罪の一端があると思いますね。
島田紳助氏は引退の記者会見で、今後は、何らかの形で、若手の後方支援をしたいと発言していたが、しばらくは沖縄からでも世の中を静観・傍観し、社会の不条理を見つめることを勧奨しますね。

一方、次期総理大臣の有力候補の前原・前外相は、警視庁が暴力団フロントと認定している企業からの献金があり、在日韓国人から献金問題は法的な問題があり、地検・メディアが音なしなのは違和感を持ちますね。
政治家の場合には、「知らなかった」ことで、社会は許容するのでしょうかね。




1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
暴力団排除条例 (嘘つきな紳助)
2011-08-26 16:11:36
右翼団体は山口組に頼んで示談にしたが

「暴力団排除条例」の施行には"山口組"も"吉本エンタープライズ"も

助け船は出さない(笑)

ボクサー渡辺二郎って引退してから次々事業に失敗していなかった?

かなりの借金の焦げ付きがあり山口組に泣きつき癒着していたような

まっ 早め早め暴力団排除条例を盾に

島田紳助の逮捕

楽しみなところ
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。