傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

前原外相:故意でなくても即辞任し、再起を待つのが最善(所感)(追記)

2011-03-05 14:39:12 | 民主党(菅政権)

前原外相は、在日韓国人からの献金で窮地になり、今後については、「全体像を調べてから」と釈明しているが、下手な弁明するより、軽率だったと早々に辞任し、身辺整理したほうが、再起が早まりますね。
「ポスト菅」の本命であっても、まだ、若いのであり、再起の機会はありますね。

前原外相は、社会的に好ましくない人物から献金もあり、北朝鮮に親密な政治家という色付けされており、在日韓国人から寄付については、善意の応援の寄付と謝意を示し、故意でなくても、違法献金の謗りは免れないとし、早々に、辞任が最適解でしょうね。
前原外相の小沢一郎氏へのストレートな批判発言で、親小沢派からは批判轟々ですが、下手に釈明すれば、韓国・北朝鮮に親密な政治家として色付けされることは、今後の政治活動にマイナスになりますね。

当方は、衆議院予算委員会で、野党から、前原外相が北朝鮮に訪問を執拗に追及しているが不可思議でした。
前原外相は、韓国、北朝鮮らの3友好団体に参画しているのがわかり、何故、朝鮮に関心があるのか不可解でした。
この度の在日韓国人から寄付の経緯を知り、在日朝鮮人には親近感と恩返しの心情があったのかと推察できましたね。

産経新聞が記事『「ポスト菅」最右翼・前原がいきなり窮地 かねて指摘された北とのつながり 外交ゆるがす危機』が、
”「前原氏はかねて北朝鮮と親密な関係を指摘されてきた。 
2度も訪朝しており、北朝鮮に工場を持つ地元・京都の織物会社の誘いで平成11年6月に2度目の訪朝をした際は国会中にもかかわらず約1週間も滞在。「よど号」ハイジャック犯4人とも会談した。前原氏は「ホテルの玄関で偶然会った」と釈明するが、不自然さは否めない

 この際、通訳として同行した女性と特に親密だったとされ、2人の親密な写真は北朝鮮から流出、公安当局も入手したという。
「女性とまるで恋人のようにしている写真だった」。複数の政府高官はこう証言する。

 15年3月に労働関係誌に掲載された講演録では、前原氏は「私の国会での質問のネタは基本的に在日の方からいただいている」と明かしている。

 安倍晋三政権では北朝鮮への経済制裁を強く批判し、重油支援実施を求めた。拉致問題よりも国交正常化を優先させるよう力説し、拉致被害者に冷淡だった。献金問題を聞き、拉致被害者家族は漏らした
。」”
と書かれていますね。

当方は、前原外相の一回り上の団塊世代で、戦後、在日朝鮮人は地域の片隅で仲間と助け合いながらの生活を知っており、パチンコ業は「第三国人」が経営と蔑視し、市川海老蔵の傷害事件で「チョパン」(朝鮮高校の喧嘩技の頭突き)されたと報道があったが、当時は「チョウコウ」(朝鮮高校)と「シカン」(国士舘高校)の民族系の対立は日常茶飯事でした。

前原外相は、父親が自殺し、中学2年に引越した団地?の近くの焼肉屋が親身になってくれ、その後の選挙にもお世話になったと答弁しており、その焼肉屋の女主人が在日韓国人だったということです。
報道によれば、焼肉屋の女主人は、「前原さんの家庭は貧しく、苦労して議員になったので応援したかった。在日の献金がダメだとは知らず、迷惑をかけた。私が日本国籍を得ていると思ったのではないか」と前原外相を擁護していますね。

想像ですが、前原家は、焼肉屋の女主人に懇意に、親身にしてもらい、前原外相は在日朝鮮人に親近感をもつようになり、在日朝鮮人の不利益を軽減したい心情が芽生え政治活動にも反映しているのでしょうね。
また、カバン・ジバン・カンバンがなく、市会議員に立候補した際に、在日朝鮮人が応援したのも事実でしょうね。
その延長線上が、この度の在日韓国人からの献金問題でしょうね。

ただ、前原外相が政治家として弱点は、朝鮮寄りの政治家という色付けと、カバン・ジバン・カンバンがなく、新興勢力との関係ですね。
カバン・ジバン・カンバンなく政治活動には、カバン(政治資金)が必要になり、既成勢力は自民党議員が抑えており、新興勢力に隙をみせたことですね。
新興勢力も、政治力を持つには、期待されている若手政治家に接近し、応援するのは常套手段であり、週刊雑誌に書かれる闇世界と付き合うことは軽率で、それを野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新相に人脈(金脈?)紹介したことが問題です。
前原外相が小沢一郎氏を「自民党体質の旧政治スタイル」と批判したことと同質ですが、悪いことに相手がワルでしたね。未熟の証です。

もし、前原外相が朝鮮半島の統一化、南北朝鮮と友好がライフワークにしたいのであれば、ここは、早々に辞任し、身辺整理をし、再起を待つのが、賢明と思いますね。

前原外相の政治資金規正法違反容疑の事案は、民主党関係者、官邸筋からリークされたとの憶測報道があるが、世の中、全てパワーゲームであり、誰が味方で、誰が敵かわからない暗黒のパワーゲームであり、ここは身辺整理の好機とし、自ら一兵卒になり、静観・傍観していれば、真相が見えてきますね。
永田メール事件で、当該議員は自殺し、代表辞任の負の遺産をもっており、脇の甘さと直球タイプは、安易に構えると議員辞職に追い込まれますね。
まずは、辞任表明が先決ですね。

(追記)

当方が啓発されているブログ「社会科学者の時評」様のエントリー『かつての帝国臣民:在日する「韓国・朝鮮」籍人』で、
”「政治資金規正法に抵触するような事件を伝えてはいるが,当該問題の在日韓国人が戦前・戦中,日本帝国主義の時代から日本に居住する者であれば,このような政治献金をとらえて「政治家の進退」を問うかのような騒ぎかたは,異様である。むしろこの騒ぎのほうが〈醜い反応〉にみえる。」”
と、政治家の進退問題することを異様と酷評しています。

当方は、この度の焼肉店の在日韓国人の女店主の「献金」だけであれば、返金し、政治資金収支報告書の訂正程度問題と思えるが、前原誠司氏が北朝鮮寄りの色彩の濃い政治家という印象と、新興勢力との関係を危惧します。
グレイの献金先の隠蔽に、収支報告書を偽装工作した疑いがあり、この際、辞任し身辺整理をしたほうが賢明と思えますね。




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