傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

菅首相の責任転嫁の気質について(雑感)

2011-02-26 12:07:26 | 民主党(菅政権)

菅首相は、自分の言動は条理に基づいていると信じているが、外から見れば、責任転嫁しか見えないですね。
菅首相の「責任転嫁」の資質について考察すると、批判精神が旺盛の気質が醸成したのではないかと思いますね。

菅首相の「責任転嫁」については、板垣英憲氏がブログ『菅直人首相は、「小沢一郎憎し」が高じて精神不安定、「みのもんた」さんは、相変わらず支持するのか?』で、子ども手当の支給額を月額2万6千円としたことについて、『議論がなされている小沢代表の当時、ちょっとびっくりしたことを覚えている』と答弁したことを取り上げ、「小沢一郎元代表」の名前を聞くたびに.「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とばかり、「子ども手当て支給額2万6000円」まで憎くなっているらしいとし、

”「菅首相の「他人への責任転嫁」は、一種の病気である。尖閣諸島周辺での中国船衝突事件の政治的処理から逃れて、那覇地検の次席検事に責任を押し付け、ビデオ流出の責任を海上保安官に転嫁し、挙句の果てに、「2011年政府予算案と予算関連法案が通らないのは、賛成しない自民党、公明党など野党の責任だ」と転嫁している。」”

と、菅首相は「責任転嫁」していると書いていますね。

この「責任転嫁」については、ブログ「日々坦々」様のエントリー『責任転嫁という呪縛 by インナーマザー』で、インナーマザー様のコメントを紹介しています。

インナーマザー様は、原口一博議員が菅首相との会談の印象を、”「菅さんは鏡に映った自分を殴っているように見えた」”というインタビューでの発言を取り上げ、菅首相について、

”「菅首相は自分以外はみんな敵だという閉塞感に陥っています。
この心理は不信と孤独の地獄道です。閉塞感は責任転嫁から生まれる呪縛です。逆から言えば、責任を引き受ければ閉塞感から抜け出せます。

孤独で誰も信じられないと言っても人は何かを信じて生きる動物です。過度な孤独を経験すると過度な依存心が生まれます。
おそらく選挙の洗礼を受けていない菅首相の配偶者が彼の心を支配しているのだと思います。

菅首相は自分の内側に隠れている心の支配者を鏡に映して倒そうとしている。必死に自分の影と闘っています。しかし鏡を殴っても悪魔は消えません。なぜならメフィストフェレスは自分自身が引き寄せた影だからです。
殴るのではなく配偶者への依存心を手放せばよいのですが勇気がないので鏡に映った自分を責めてしまう。そして耐えられなくなって責任転嫁の無限地獄に反転して行くのです。

キーワードは「責任」という鍵なのですが、自分の鍵を奥さんに預けているのでいつまでも「転嫁という悪魔」を手放せない構図なのだと思います
。 」”

と語っています。

当方は、インナーマザー様のような深層心理を分析する能力のなく、「下種の勘ぐり」になります。
菅首相の「責任転嫁」の資質については、「氏より育ち」ではないが、早熟で、勉強ができ、出来る自分が社会では認められないという思いがあり、学生運動に参加し、社会への敵愾心を持ち、市民団体に参画し、社会批判する気質が育まれたと推察しますね。
それは、1サラリーマンの出で、世襲による既得権社会への反発・批判が根源にあり、野心家に醸成したのでしょうね。
それが、執拗な小沢一郎氏切りのエネルギーで、自分は正しいことをやっているという思いがあるのでしょうね。

菅首相は、野心家であり、批判は出来ても創造力・洞察力が欠如しており、これが面白いと言われれば飛びつくタイプであり、問題が不調になれば責任転嫁するが自分は正しいことを遂行していると疑わない気質で、それ故に、周りには理解できないのかとイラつくのです。
伸子夫人が最大の理解者・支持者であり、伸子夫人から「叱咤激励」が菅首相のエネルギーですね。

伸子夫人は、支持率にはマイナスが無いと激励したとか、毎日、菅首相とディベートしており、世のディベートより難題のディベートしていると広言しており、インナーマザー様の言われる”「菅首相の配偶者が彼の心を支配しているのだ」”ということでしょうね。
過去、一緒にいる男性に幸運をもたらしたり、出世させたりする女性のことを「あげまん」という言葉が流行し、男というのは皆、どうせ結婚するのであれば、「あげまん」の女性がいいと思っていると言われたが、伸子夫人は最上の「あげまん」なのでしょうか?。

マアー、菅首相の愛人問題の騒ぎの際、伸子夫人から「脇が甘い」と言われ終息し、年金未納問題(実際は行政ミス)でも、伸子夫人が弁明しており、菅首相は、伸子夫人の呪縛から脱皮できないのでしょうね。
伸子夫人を使った政策ビラが民主党内で紛争になり、日刊ゲンダイが『伸子首相夫人使った政策ビラに批判噴出は当然』で、”「それにしても、なぜ首相夫人は、政策ビラへの起用を辞退しなかったのだろうか? この神経こそ分からない……。」”と書いていますが、菅首相の影の振付師は、仙谷前官房長と言われるが、真の台本の脚本家は、伸子夫人でしょうね。
菅首相の掲げた「TPP開国」、「社会保障と税の一体改革」、「不条理を正す政治」であろうと、政局音痴であり、自ら難題を抱え込んでおり、女性特有の単純明快さの影響が現われていると邪推しますね。

当方には伸子夫人は「あげまん」でなく、最悪の「さげまん」と思いますね。
マアー、当方の好みの夫婦ではないですね。



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