麻生・鳩山党首討論で、麻生首相の問いに、鳩山代表が「小沢代表は、第3者委員会にて、2時間、意見を聴取された」と回答しました。
第三者委員会は、小沢代表代行から、予定通りに、意見聴取されたのですね。
予定では、5月27日に、答申予定ですね。
本日、27日の麻生・鳩山党首討論で、麻生首相が、「国民の最大関心事は、西松献金問題であり、小沢代表は、説明せずに、辞任され、民主党も説明責任を果たしていないことは、国民は、解せないという思いではないか?」と鳩山代表に質問される。
鳩山代表から、「民主党は、政治資金問題第三者委員会を設置し、小沢代表代行も2時間、事情聴取された。近々に、報告できる」と答弁されましたね。
政治資金問題第三者委員会の5月13日の第5回委員会議事録 によると、
・民主党 小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長の党役職変更
後であっても、当事者としてヒアリング実施を依頼する
・5月27日までに報告書をまとめ、民主党に提出する。
とあり、小沢一郎代表代行から、ヒアリングを実施したのですね。
近々に、第三者委員会から答申を発表されるでしょうね。
13日の第5回委員会以降に、
・15日には、西松建設が調査報告書を公表
・18日には、西松建設が決算報告、トップ交代人事、
政治献金はしないと公表
・26日には、大久保隆規被告が保釈
・6月19日 國澤・西松前社長の公判
と西松献金事件は、動いており、第三者委員会は答申に苦労されるでしょうね。
邪道になりますが、
麻生・鳩山党首討論をラジオを聞いていましたが、麻生首相は、やはり理念がないですね。
麻生首相が、文藝春秋(2009.11)に寄稿した「強い日本を! 私の国家再建計画」で、歴代の総理と比較して、自分を”「私には現実的に最適な結論を得るための説得の経験と、それに基づく知恵がある」”を記述しており、今日的な問題を今日的に解決する能力を自画自賛しています。
マアー、理念・信条など持ち合わせなく、「小山大将肌の目立ち屋」が、「大山の大将」を必死に勤めており、「上から目線」になるのでしょう。
宇宙人の鳩山代表も、この数年間の苦労が、成長させのでしょうね。
文藝春秋(2009.05)の鳩山兄弟の対談記事に、
司会より
「邦夫さんのほうがロマンチストで、由紀夫さんはリアリスト。?」
由紀夫:そう、リアルリスト。
邦夫 :それはもうそうです。
人柄は僕のほうがずっといい。
兄貴は韓信の股くぐりができるわけだ。
小沢さんの股をくぐれるんだ。
僕には絶対できない。
由紀夫:何を、そんな。
いくら何でも・・・・それは絶対に違う。
邦夫 :いや、くぐってるじゃないか。
由紀夫:でも、一度出た自民党に戻るような惨めなことだけは
やらない。
そのロマンは忘れないけど、どっちの答えが正しいか
は分からないと思う。
邦夫 :僕は永遠の政界再編論者。
だからいろんな政党に身を置いたのかもしれない。
と語っており、鳩山代表は、大学の工学部出身で、リアルリストなのでしょうね。