傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

ブログ「Chikirinの日記」様のエントリー『自殺にみる男女格差』への雑感

2010-06-17 14:39:27 | 独り言

軽妙で特異な切り口のブログ「Chikirinの日記」様のエントリー『自殺にみる男女格差』で、この10年の自殺者が男性の割合が多いのに、「ちょっとびっくりしたです。」と語っていますね。
男性は、特に家庭を持つ男性は、直面した金銭問題で死を選ぶのです。

「Chikirinの日記」様は、
”「男性の人生ににとって、経済力や仕事がどれだけの重みを持つものか、重要なことなのか、再認識させられます。“女性にとっては全く「死を選ぶ理由」とはならないお金や仕事のこと”で、これだけの男性が死を選んでいるという現実。」”
と、男性の自殺理由が「経済・勤務問題」が最も多いことに、びっくりしたと書いています。

本ブログ「週刊現代の「夫に早く死んでほしい妻たち」・・・夫婦は他人」で、
”「金の問題で自殺するのは「男」だけといわれ、やはり、人類は女性上位が宿命なのでしょうね。」”
と書きましたが、男は、「イイカッコシー」の世間体を気にし、「割り切りない」性質で、自己否定がなかなか出来ないのですね。

「Chikirinの日記」様は、
”「男性の自殺が急増した1998年頃の状況:1997年に北海道拓殖銀行、三洋証券、山一証券などが倒産、98年にも日本長期信用銀行が国有化されるなど、1997-1998年は日本の金融破綻の年。多くの企業がリストラに踏み切り、中小、零細企業では倒産に追い込まれたところも多い。」”
と補足を記載しているが、バブルが破綻し、企業は「集中と選択」で、企業は延命を第一としたが、社会は現在までその後遺症が続いているのです。

当方は、「女性」にとっては、馬鹿々しい理由で、「男性」は命を絶つサガの人種であり、最近は、最低生活できる「ベーシック・インカム」制度を導入し、チャレンジ・再チャレンジできる最低生存権が不可欠ではないかと思うこの頃ですね。

NHK連続ドラマ「ゲゲゲの女房」が好評だそうですが、漫画家:水木しげる氏の強烈な個性を固執する資質を、ドラマの主人公の水木しげる夫人の武良布枝夫人の特異な性格(一途さと割りきりさ)による夫唱婦随の物語は、例外であり感動物ですね。
ドラマにあるような経済的な試練の連続が続いたら、凡人の男性は挫折するでしょうし、「Chikirinの日記」様の言われるような「馬鹿々しい道」を選択するでしょうね。
何か、夫婦は「カカア天下」が納まりが良いのではないかと思いますね。



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