菅首相が年頭の記者会見で、どんなにご立派な事を発言しても、当方は好きになれず、信用できない人物でしかないですね。
それしても、NHK含めメディアは、菅首相の年頭の記者会見の報道で、小沢一郎氏の政治資金を巡る事件での出処進退をトップに掲げるのは、小沢一郎氏を政界から退場させたい意図が露骨ですね。
小沢一郎氏の政治資金を巡る事件が、首相の今年の最大の取り組む事柄でしょうかね。
NHKニュースの『首相 離党・辞職含めて判断を』を転載すると、
”「菅総理大臣は、年頭にあたって記者会見し、民主党の小沢元代表がみずからの政治資金を巡る事件で強制的に起訴された場合の対応について、「政治家としての出処進退を明らかにして、裁判に専念されるのであれば、そうすべきだ」と述べ、離党や議員辞職を含め、みずから判断すべきだという考えを示しました。・・・・・」”
と、小沢一郎氏関連をトップにし、仙谷官房長官・法務相、馬渕国交相の問責については報道していませんね。
メディアは菅首相と同じ狢で、小沢一郎氏の存在が日本の諸悪(不条理)の根源で、政界から退場させたいのでしょうね。
当方は、政権交代で硬直化した日本社会の「破壊と創造」を期待したが、現在の民主党には、失望し、日本社会は落ちる所まで落ちなければ、新生はないという思いが強くなっております。
菅首相が、どんなにご立派な御託を並べても、もう聞く耳を持ちません。
当方は、過去の問題より、将来への期待度で人物評価します。
小沢一郎氏については、自民党体質とか金権政治家体質の問題より、将来への期待として「硬直化した現体制の破壊力」を評価します。
菅首相が市川房江女史を踏み台に利用したとか、薬害エイズ問題は手柄の横取りなど過去の事より、将来への期待値で評価するが、期待より、信用できない人物という評価ですね。
菅首相を信用できない野心家の人物と酷評するのは、昨年の民主党代表戦で勝利した際の挨拶ですね。
「小沢一郎氏は静かにしていることが本人、党、日本の為」の発言ですね。
この発言は、政権交代を実現させた民主党の「中興の祖」の人間に対しての発言とすれば、常識・良識の域を逸脱した「個利個略」の発言です。
参議選を控え、「党の為」であるのは容認できるが、「日本の為」とは、小沢一郎氏は日本にとっては「悪」であると言及したことになり、存在自体を全否定したことになりますね。
メディアは、小沢一郎氏の異例な西松献金事件から「政治とカネ」問題を厳しく批判し、説明責任を問い、特に、検察審査会の2回目の「起訴相当」議決で、強制起訴が決定したら、国会での説明責任を果たせと声だかに喧騒してきました。
検察審査会の議決も胡散臭いが、西松献金事件は、2年近くなるが、政治団体の実態の有無の論争以降なんら方向性が見えていないですね。
陸山会の土地取引事件も水谷建設からの裏金5000万とか、一昨年の総選挙に新生党解党時に4億7900万円の立法事務費が使われたとか憶測報道がされているが、報道通りであれば、早々と公判で決着すれば良いだけです。
もし、菅首相が不条理(政治とカネ)を正す政治をしたければ、小沢一郎氏の問題を裁判で早期決着を促し公判結果で決断するだけであり、官房機密費を公開することを約束することであり、政治資金規正法を改変し、企業団体から献金の透明性を増すことですね。
世論の「小沢一郎氏の説明不足・国会で説明すべき」を意識するのであれば、早々に、小沢一郎氏の国会招致の議決をすることです。
当方は、公言した挙党態勢も不履行で、先の参議選大敗の責任も取らず、小沢一郎氏の「政治とカネ」を政治の不条理と決め付ける菅首相を信用できず、生理的嫌悪さえ感じる昨今ですね。
菅夫人のでしゃばりも好みでなく、気色が悪く、こんな夫婦が日本の総理大臣夫婦かと思うと、憂鬱になりますね。
小沢問題は司法にまかせるということが、すでに決まっている。またぞろ、年頭所感に持ち出して、自分の保身に小沢氏を利用しようとする管氏の薄汚い思惑がもう顔に出てしまっている。”地方一括交付金”も、小沢氏のアイデアをまたかすめ取っている。総理の出した提案は、消費税と法人税の減税だけ。総理になるには、器が必要ということを、こんなにも感じたことはいままでなかった。
笠間新検事総長「あの程度の証拠能力では立件できない」
これ、新旧の検察トップがこう明言してるがマスゴミは一切スルー。
立証出来ないわけだから無罪
それを放置することによってまだ公になっていない巨悪の構図が永久に闇に葬られてしまうような気がしてならないのです。
ここまでの特捜のやり方を見ていると脱税他の弱みを握って「こういう風に供述したほうがコッチ(金・罰則)がお得ですよ」との取引に使われていると思われます。