小沢一郎氏の衆院政治倫理審査会への招致は、岡田幹事長の一任に。
「一兵卒」の小沢一郎氏を政治倫理審査会への招致などは小事であり、既に、強制起訴が決定しており、与野党は、小沢一郎氏に何を説明を求めているのか不可解ですね。
メディアがいう「政治とカネ」問題とは、具体的に何をさすのか?、世論のいう国会で説明とは何を意味するのか意味不明ですね。
一兵卒の国会招致事案で、政局にさせ、「ねじれ解消」への工作の究極は「大連立」しかないですね。
岡田幹事長は、小沢一郎氏が国会で説明することは、本人、党にとっては良化すると語っているが、小沢一郎氏は「一兵卒」であり、隠居状態であり、菅首相は、民主党の代表選の際に、「小沢一郎氏は、国会が決定すれば招致に応じる」と発言しているとし、岡田幹事長に小沢一郎氏へ「首に鈴をつける」役を指示しておりますね。
「ねじれ国会」は、菅首相・枝野幹事長・安住選対委員長による参議院選の大敗が起因であり、大敗の要因は菅首相の国家の計なく唐突な消費税増税であり、代表再選後の支持率下落は、菅政府の幼稚性によるもので、一兵卒の小沢一郎氏の問題は小事にすぎないでのです。
仮に、支持率UP狙いで、小沢一郎氏を国会招致を要請するにしても、政権交代の最大功労者で民主党の「中興の祖」である小沢一郎氏の要請には、党として環境整備に最大限配慮すべきですね。
世論は、小沢一郎氏は国会説明すべきという声が多いことは常態化しているのは事実であるが、仮免許の菅政権には本免許を許諾することはできないという声が大きくなっているのも事実ですね。
菅政府が来年の通常国会を乗り切るには、小沢一郎氏切りで、野党への懐柔策しかなく、しかしながら、小沢一郎氏が土壇場で、茨城県議選に敗北の総括を踏まえ、来春の統一選の勝利に挙党一致を目指す両院議員総会の開催を条件付けで国会招致をうけいれれば、菅首相は仮免許の総括(内閣改造ら)をせざるをえなくなりますね。
世の政治評論家・メディアは、小沢一郎氏は、離党勧告を恐れ、焦っているという論調ですが、小沢一郎氏は条件付けで国会招致を応諾する覚悟があり、画策しているのであれば、菅首相側が内閣改造の窮地に追い込まれますね。
小沢一郎氏は、代表選で「自分は逃げない」という発言しており、土壇場で条件付け国会招致を応諾するでしょうね。
菅首相・仙谷官房長官・岡田幹事長は、小沢一郎氏は政治倫理審査会への招致は拒否する前提で、究極は「小沢切り」し、自民党と大連立し、政権安定化をさせ、権力保持を目指しているのでしょうね。
小沢一郎氏は、民主党を自分が最後に奉公する政党と見なしており、離党はしないと覚悟でしょうね。
小沢一郎氏の覚悟を読みきれない菅・仙谷・岡田コンビは、幼稚としか思えない。
朝日新聞の記事『民主隠し必死も…「逆風、肌身で感じた」 茨城県議選』のよれば、茨城県議選は、
”「告示2日前の決起集会の会場に蓮舫行政刷新相とのツーショットポスターを張り巡らせて460席を用意したが、開会時刻になっても聴衆は約50人。応援に訪れた国会議員は「風に頼る候補。もう少し集まらないと厳しい」と漏らした。壇上に立った星野氏が「民主党」と口にしたのは1度だけだった。 」”
と民主党の革新という「風頼り」も吹かず、業界団体からも見放されつつあると報道していますね。
当方は、6月に、小沢一郎氏のシンパではないが、本ブログ「次期民主代表:小沢一郎の自民党的な政治手法は、否定できない!」で、民主党には「衆議院での安定多数」「男女問わず多才の若手多数」ですが、まだ、子供体質であり、パワーゲームに勝ってゆくには、「清濁合わせのむ」ぐらい「したたかさ」が不足しているとし、
”「本命の菅直人氏が代表になろうとも、小沢一郎氏の政治手法の「民主党の地方組織の強化」、「支持団体の増強」らは否定できませんね。」”
と小沢一郎氏の「数が第一」「数が民主主義」という自民党的体質であろうとが、民主党は否定できないと書きました。
参議院選は、安住選対委員長、その後連戦連敗は、渡辺選対委員長ともメディア出身であり、「革新という風頼り」で、忌み嫌う「数が第一」の自民党の政治手法に負けたのです。
民意は既に民主党から離れ、民主党に投票した無党派は、菅政府には不満から失望に変わり連戦連負させ、政局などどうでも良く、強いリーダーの政党であれば良く、無党派に祖先帰りしているのです。
庶民は、小沢一郎氏は国会説明をすべきと問われれば、説明すべきと答えるだけであり、小沢一郎氏の国会招致など小事に過ぎず、いい加減に、自分らの生活を何とかしてくれが民意でしょうね。
世の中、小沢一郎氏の国会招致問題を、まだ、やっているのと食傷気味でしょうね。
また、次期総理に相応しい人間が見当たらないことも国民には不幸です。