ハマエンドウとハマゴウ

2014年02月19日 | 日誌

 

 

 

滋賀県は、県内で絶滅の危機にひんしている植物のハ
エンドウとハマゴウを守るため、琵琶湖岸の新海浜
(彦根
新海町)1.6ヘクタールを3月31日に生育地
保護区に指
定する。ハマエンドウの保護区は初めてで
ハマゴウは2
カ所目。住民による保護活動の成果で、
地域で生育を見
守る。保護区は浜辺を幅約5百メートル
にわたり指定する。ハマエンドウとハマゴウが生育す

る砂浜を守るため、建物を建てたりコンクリートで地
面を固めるなどの開発ができなくなる。ハマエンドウ
は県絶滅危惧種のつる性多年草で、赤紫から青に色が
変化する花をつける。海浜に育つ同種が内陸部で見ら
れるのは全国的にも珍しい。護岸工事などで生育地が
減り、県内での大規模群落は新海浜1カ所のみとなっ
ている。

ハマゴウは県絶滅危機増大種の低木で青紫色の花をつ
る。レジャー客による踏みつけや園芸用の採取、土
木工事
で減り、県内での大規模な生育地は新海浜とす
でに保護区
になっている佐波江浜(近江八幡市)の2
カ所しかない。新
海浜では近くに住む宇野道雄さん(
79)が15年前から周囲にロープを張ったり、他の草
を間引いてハマゴウとハマエンドウを守ってきた。3
年前からは他の住民らとボランティア団体「ネイチャ
ーズ新海浜」を結成し、22人が保護に取り組む。
県自
然環境保全課は「保護区指定は住民の保護活動なしに

はできなかった」と評価するという。県は動植物の生
育・生息地保護区を2008年以降、県内で9カ所指定し
ており、新海浜で10カ所目。


【エピソード】 

 
 

   

【脚注およびリンク】
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  1. 新海浜ハマゴウ・ハマエンドウ群落生育地保護
    区 位置図
    、滋賀県
  2. 生息・生育地保護区の指定公告く、滋賀県 
  3. 生息・生育地保護区の指定」案の公告について
  4. 水辺の植物、滋賀県
  5. ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例
  6. 第2章野生動植物の生息・生育環境の保全・再生・
    ネットワーク化を重点的に推進すべき区域
  7. 彦根湖岸に保護区指定へ 県内絶滅危機のハマエ
    ンドウ・ハマゴウ
    、2014.02.18,京都新聞

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