こんな写真を見つけました。
2014年のルーマニア遠征時のものです。
大会メインスポンサーである通信会社が配っていたバルーンを頭に乗せる緊張感の無い、たぶん日本人。(誰かは知りません)
周囲もあまり気にしてない様子。
はじめて訪れた国の人々は親切で素朴。
平和な時間が流れていたゴール地点広場の空気は、レースを終えた安堵の気持ちと共に私の心に刻まれています。
が、問題はここに。
彼女の心にトラウマとなり刻まれていない事を願うばかりです。
変な事してごめんね。
こんな写真を見つけました。
2014年のルーマニア遠征時のものです。
大会メインスポンサーである通信会社が配っていたバルーンを頭に乗せる緊張感の無い、たぶん日本人。(誰かは知りません)
周囲もあまり気にしてない様子。
はじめて訪れた国の人々は親切で素朴。
平和な時間が流れていたゴール地点広場の空気は、レースを終えた安堵の気持ちと共に私の心に刻まれています。
が、問題はここに。
彼女の心にトラウマとなり刻まれていない事を願うばかりです。
変な事してごめんね。
https://www.instagram.com/shimano_racing/
チームのインスタグラムにUPされていた写真です。
乗車しているのは中井唯晶選手。
冬のマウンテンバイクトレーニング中、山のふもとで偶然出会ったエンジン付きバイク乗りの方々に、トライアルバイクをお借りしてレクチャーを受けている写真です。
同じ2輪の乗り物とはいえ、オートバイと自転車では乗り手と車両の重量比率が全く異なり、バランスを取りその場に静止する事は容易でありませんでした。
しかしながら、指導の的確さもあり、この場にいた選手4名ほどは数回のトライで出来るように。
上達の速さにバイク乗りの皆さまも驚いた様子でしたし、その場にいたメンバーも誇らしげでした。
身体の芯を安定させ、体幹をメインとした全身の微少な動きの修正が必要と感じました。
こんな遊びのような中にも、ロードバイクを早く走らせるヒントは隠されています。
縄跳びや木登りといった運動を伴う事だけでなく、音楽を口ずさみリズムととる事や、カードゲームに費やす集中力の中にもあるかもしれません。
どんな物事にも興味を持ち、トライし、意味を見つけ、それぞれの中で得たものを互いにリンクさせる。
それを一つの事に集約し能力を伸ばすことが可能、いや必用なのかもしれない。
と、考えさせられた写真の一場面でした。
と、何事もすぐにトライしたくなってしまい、ある意味注意力散漫で周囲に迷惑をかけてしまう自分を肯定してみるトライでちた。
皆さまお元気でしょうか。
家族であろうとも距離を保とうと努力する人がいるこの時期、地域によっては対応策の緩和等がありましたが気は抜けません。
気軽に家族に会うための移動すらできない、なんて本当に切ないですよね。
そんな中で、インターネットを利用した画面上での帰省を行う行為があるようです。
横山選手や風間選手のこんなブログ投稿を見ていると、苦しい時期だからこそ、より見て取れる家族の絆を感じます。
シマノレーシングも1月の鹿児島合宿、2月の沖縄合宿では濃密な時間をチームで過ごし、さあこれからがチームワークを見てもらう時期だ!
という段階で、世界的な問題が発生し、時間の経過とともに個々の活動を分断し距離をとらなくてはいけない状況になってしまいました。
監督である私は、選手個々のバイクトレーニングの内容はウェブサービスを利用し日々追いかけ、ある程度のコミュニケーションはとれているのですが、やはり本当の意味での連携はメンバーが揃ってこそ生まれますよね。
が、すごい時代になったものです。
メンバーがいきなり集まることが可能な時代なんですよね。
↓
うおー!!!!
すごい!!!
写真はつい先ほど、まだ回数は少ないですが月曜夜の定例ミーティング時の様子です。
(ここでの写真利用は各選手に了承を得ています)
すごくないですか!?
日本のいたるところに散らばった選手10名、スタッフ2名がWEB上で集まり、現在の状況、今後の予定、各選手の状況を報告する場があっという間にPCの13インチの画面上に出来上がってしまうのです。
皆の表情も見てください。
集まる機会を失っていたメンバーが、一人また一人と仮想会議室に入室し画面に顔が現れるたびに、全員の顔が明るく輝いていました。
今日は小野選手の誕生日ということで、皆で'小野選手が熱唱する「ハッピーバースデーto Me」を聞いてあげる’というイベントも行われ集いは盛況のまま解散となったのです。?
(私が最初に退出し5分後にもう一度入室してみたら全員まだその場にいましたが・・・写真はその時のものです。)
やはり我々、人との繋がりの中でこそ、心にエネルギーが湧くのでしょうね。
選手は、はやく皆様の前で声援を受けながらレースを走りたいに違いありません。
中にはSNSのライブ配信やバーチャルサイクリングアプリ、ZWIFT等で皆さまとのコミュニケーションを積極的に行っている選手もいます。
そんな場に参加することも、選手や参加の皆さまのエネルギーになります。ぜひ見つけてみてはいかがでしょう。
あ!そういえば、先日私も500㎞ほど離れた場所からポッドキャストのインタビューを受けました。
↑こんなやつね。
慣れない収録環境で自分でも何喋ってたか?支離滅裂だし、そもそも自分の声を後から聞くことも苦手で、皆様にお知らせすることは躊躇するのですが、『ブログで紹介してください』とプレッシャーをかけられまして・・・。
もし宜しければ聞いてください。ながいです
話の中で、『(ラジオのオーナーである)西薗良太は俺が育てた的な話聞かせてください』という内容がありました。
収録後ふと頭に浮かんだのは、彼との一年間はあれは『未知との遭遇』であった。
と、いうことです。
日本語か外国語か、はたまた脳への直接的なアクセスなのかも解らない音声を発するその謎の生命体を私は育てる勇気がなく、ひたすら、おっかなびっくり、観察し続けたのです。
人類の未来へ続く。
皆さま、未知の状況を一緒に乗り越えましょう。
最近過去の写真を見返す機会が多くあります。
時間が取れる事もありますが、やはり心置きなく活動できる環境への恋しさがあるのかもしれません。
写真は昨年のゴールデンウィークに八ヶ岳の麓へサイクリングに出かけた時のこと。
奥様と私はレンタルバイクを借りたのですが、それはそれで新鮮でした。
そう言えば、昨年もGWはしっかり休暇を取る事ができて、素晴らしい体験を幾つかした事を思い出しました。
更に遡り4月上旬。
チームで花見をしたい!監督も参加しませんか?今日の昼からです。
という選手の言葉に、急きょ勤務を午前中で切り上げロードバイクで帰宅した時のこと。
選手が企画した花見の場所は普段、自転車通勤で走る道のすぐ脇の公園でしたが入った経験があまりなく、ロードバイクでそのまま場所の確認をしに園内へ。
多くの人が花見をしたり準備をしている中、チームの選手はまだ来ていないようで見当たりません。
現場を確認できたので、帰宅し出なそうと振り返ったその時です。
え?
きゃ、
きゃぷてん。。。?
きむらキャプテン・・・ヽ(゚ロ゚;)
レース会場では時に闘志むき出しにチームを統率するあの木村キャプテン。
目を疑う私。
選手たちの到着を待ち一人ブルーシートを広げ場所取りをする木村キャプテン・・・。
し、下々の選手たちはどこだ!!キャプテンに場所取りをさせるとは、なんて不届きな!!
と、思いましたが、幸せそうにブルーシート上にたたずむキャプに、こちらも幸せな気分になりました。
選手たちはというと、遠い駐車場から重い荷物を持ち運んでいたようで、その後ワラワラと集まりテキパキと会場準備をしておりました。
その後、宴は盛り上がりを見せ、宵を過ぎ闇に浮かぶ妖艶な桜の花を見ながら解散となったのです。
今年はできなかったけど、写真を見つめる事で脳内バケーションに出る事ができます。(妄想ともいう)
選手たちはこの直後から、大きなストレスを抱えるトップシーズンへと立ち向かうのでした。
今宵はどこにノバケしようかな。
写真撮影のとき。
いますよね。
こういう人。
こーゆー人ね。
※2月、沖縄合宿のフォトショットです
あのねぇ。
撮影が進まネーのよ!
フイルム返せフイルム!!
フイルム・・・
、知ってる?・・・ふいるむ・・・。?
困ったものですね。ウイルスという肉眼では見えないものが、私たちの社会に介入し世界中の人々が病気や生活への不安を抱いています。
もちろん私自身その一人ですが、いまだ状況を正確に把握できているとも思えず、正しい行動がどのようなものなのかすら答えを見つけることができません。
まずは事実を見極める努力を続け、冷静に行動することを心掛けたいものです。
開催されるはずのイベント、レースが次々に中止され、それらへの参加を中心とした業務が主な仕事内容であった私は、通常この時期、猛烈に忙しく動き回っているのですがそれらが無く、身体的には楽な日々を過ごしております。
今までは世間と同じように週末に休日がくるだけで、義務教育中の夏休みが来たような解放感すら持っておりましたが、ここ数週間、記憶にある中で最も平穏に自宅を中心とした生活をしている気がします。
この生活リズム、忙しいさなかでは憧れていたものですが、どうも落ち着かず満たされません。
プレッシャーを含む目的が無い生活は「楽」であっても本当の意味での「幸せ」は手に入らないのだと実感できる気がします。
ということで、この週末はとにかく積極的に行動することを意識してみました。
まずは連休初日の金曜日、選手がトレーニングへ出る時間帯にアポなしで私も集合場所へ!
…選手の皆様を驚かせようとしたのですが、どうやら私が練習に参加すること自体には驚いていない様子です…。
ま、最近の合宿中などは、隙あらば選手の疲弊したタイミングを見計らってインターバルメニューに飛び入り参加し、フレッシュな状態で全力でアタックし選手に嫌がらせを試みていた甲斐がありました。?
むしろ迷惑顔ですか?
と、いう事で選手に先導してもらう形でライドに出かけたのですが…。
そりゃもう、上り坂や平たん路でペースが上がった時などは苦しい。
心臓が飛び出るほど、とても苦しい。
脚が痛みでどうにかなりそうなほど、猛烈に苦しい。
酸素を求め水面でパクパクしている金魚になったかのように、死ぬほど苦しい。
そしてそんな苦しむ自分に気が付くほどに、
猛烈に楽しい!!
なんなんでしょうね。
この感覚。
長年、競技に近しい位置に居住してきたことで、もはやこの苦しみが無いと幸せを感じられなくなってしまったのでしょうか。
現役選手はというと、トレーニング時間が伸びるほど、競いあうように『おりゃー』とか『ふぉぁー!』
とか言いながら、なぜか無駄にダッシュや全力走を繰り返し始めます。
『レース無いと、調整とか気を使わないから思う存分追い込んで走れて楽しいよな!』
…だそうです。
レース無い=やる気でない
と心配していた私でしたが、どうやらそんな事は無さそう。
彼らにとってライドはレースでの勝敗を意識したものだけでなく、それ自体が楽しいと感じたことで、いつしかレースでの勝負へ繋がったということなのでしょうね。
考えてみれば私もそうでしたし、だからこそ今でもロードバイクの上で苦しむことが最高に楽しいと感じるのだと思います。
久しぶりに連絡を取った学生時代のチームメイトから
『こんな状況だけど昨日もサイクリングでストレス発散してきた。この歳になって改めて自転車競技に出会えたこと感謝してる。』
というメッセージが来ました。
競技から離れても、自転車という道具を使って幸せを目指そうとする姿勢を取る人は私だけでなく、大勢いるのでしょうね。
自然の中で活動することは人を幸せにする。それは事実だと確信しています。
と、いうことで金曜に100㎞程も高強度を繰り返すライドをしてしまった私は全身倦怠感に襲われ土曜は朝からグッタリ。
何とか普段できていなかった身の回りの片づけ作業をしながら日中を過ごし、久しぶりに出かけずに過ごしました。
過ごしたんです。
過ごしたことに気付いてしまったのです!
いつもの悪い癖が出てしまいました。
あ!動かなきゃ!!
ということで、何かに突き動かされた私は気づいたら行動してしまっておりました。
夜中の登山。
しかもあれです。
子供のころ、友達のご家族に連れていってもらったキャンプ依頼、ずーっと一人でしてみたかったあれをやってしまいました。
テント泊。
いや~、あれだ。
ただ山の上で強風に飛ばされそうなテントを組み立てて、寝心地の悪い環境で熟睡もせずに寝るだけなのだけど。
めちゃめちゃ楽しい!!
「ミシュランガイドの審査員知らねぇのかなー。美味ぇなぁ。」
などと考えながら、星空と町明かりにサンドイッチされながらカップラーメンをすするのでした。
わたくし、今の仕事を始めたころ(もう10年近くなるでしょうか)、身体ばかりでなく精神的な忙しさを感じるあまり、ある日突然一人で夜の山に登り始めてしまったんですね。
経験したことが無い闇と孤独への恐怖はありましたが、徹底的に恐怖へ向かい克服することで何かを変えようと思った、のだと思います。
結果、ただただ夜の山も楽しい、と知ったのですが。
なぜかその経験は今の現役選手にも継承され、と言っても選手とは大勢で行くのですが、クロストレーニングにもなるし、何よりも闇と澄んだ空気の中、無心に山頂を目指すことが、そこで見る光景が、メンタルに優位に働く事を皆が知ることになったのです。
もはや私、アウトドア部監督のほうが板につく感じ。
↑写真は先日選手と上った時のもの。誰かと誰かと誰か。暗闇でわかりません。右のは中井選手。通常、この時期にクロストレーニングを行うことは無いのですが今の状況を考慮し、オフトレーニングアゲインです。(言い出しっぺは選手です)
何が言いたかったか自分でもよくわかりませんが、とにかく希望と勇気を忘れず過ごします。
星に願いを。
宝くじ当たりますよーに。