古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

大阪府堺市・長塚古墳

2008-04-12 09:53:57 | Weblog
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁目260、JR阪和線・百舌鳥駅を出て左手すぐ(西南方向)の交番横にあります。
長山古墳とも呼ばれています。収塚古墳からそう離れていません。
全長100m、 後円部径57m・高さ8m、 前方部幅69m・高さ8m の前方後円墳です。
墳丘の周りには今は埋没している、幅14mほどの盾形をした周濠があります。
墳丘には葺き石が施されていました。
くびれ部南側に造り出しがあります。
円筒埴輪が採取され、墳丘には埴輪の配列がなされていました。
古墳時代中期(5世紀中頃)の築造と推定されています。
古墳の周りにはフェンスが張られていて、中に入れないようにしてあります。
まわりには住宅が立て込んでいて、そのため交番横など一部からかしか観察できません。

大阪府堺市・収塚古墳

2008-04-12 09:35:28 | Weblog
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁目149、大仙陵古墳前方部東南にあります。
JR阪和線・百舌鳥駅と大仙公園の中間くらいのところです。
一部破壊を受けていますが、ほぼ良好な状態で保存されています。
全長65m、 後円部径35m・高さ3m、 前方部幅?m・高さ?m の帆立貝式前方後円墳です。
墳丘の周りには、幅13mほどの盾形をした周濠がありましたが、今は埋没していてその存在をうかがい知ることは出来ません。
円筒埴輪や形象埴輪などが採取されていて、墳丘には埴輪の配列がなされていました。
埋葬施設などはっきりしていません。
短甲などが出土しています。
古墳時代中期(5世紀中頃)の築造と推定されています。
ほぼ何所からでも観察することが出来ます。
ただ周りにはフェンスが張られ、中にはは入れないようにしてあります。
昭和33年5月14日、国の史跡に指定されました。

大阪府堺市・旗塚古墳

2008-04-12 09:21:02 | Weblog
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町3丁目、大仙公園の南端にあります。
全長56m、 後円部径45m・高さ3.9m、 前方部幅18m・高さ?m 二段構築の帆立貝式前方後円墳です。
墳丘の周りには周濠があります。
墳丘には葺き石が施されていたようです。
円筒埴輪、盾形埴輪、蓋形埴輪などが採取されていて、墳丘には埴輪の配列がなされていました。
1986年に調査が行われています。
古墳時代中期(5世紀後半)の築造と推定されています。
大仙公園内ということで、周りを含めきれいに整備・保存されています。
一部観察しにくいところもありますが、ほぼ何所からでも観察できます。
すぐ側には、直径58m・二段構築の大きな円墳、グワショウ古墳があります。