法務省は、昨年8月、不適切な登記識別情報が発行されていたことがわかったときは、具体的な内容を公表しませんでした。
今回の不適切なパスワードに関しては、10月3日に報告したところ、翌日には担当部署から連絡があり、9日には対処した旨の報告を頂きました。
不具合の内容についても、詳細に公表し、専用の相談窓口も開設しました。
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html
JREの脆弱性に対する対応についても(厚生労働省の対応には遅れておりますが)、前回(6月22日)に比べると迅速に対応していると感じられます。
「オンライン申請推進策案」を提示した後の、法務省の対応には、オンライン登記申請に対する並々ならぬ決意が感じられます。
一番の利用者である司法書士も、オンライン登記申請に、真剣に取組む必要があります。